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2005年 9月
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大方以上のような内容である。今まで長い間再審を求めてきたが、認められなかった。この事件は自白のほかには明確な証拠が無く、目撃証言もあいまいなものであったと言う。日弁連も再審請求を支援してきたが、なかなか実現されなかったものである。それが21日の水戸地裁土浦支部において再審開始が決定されたのだ。長い間再審を求めて戦ってきたお二人にとって最良の日となったろう。
05/09/12(月) 小泉圧勝の後にくるもの 衆議院総選挙が小泉自民党の予想を超える圧勝に終わった。結果を見て恐ろしい思いが胸をよぎる。過半数どころか公明党と合わせて衆議院の3分の2を制したからだ。せめて過半数だったら良かったのにと、今更どうにもならないことを思ったりしている。3分の2ではどの法案も通すことが出来る。これが恐ろしい。解散によって廃案になった「犯罪の国際化及び組織化並びに情報処理の高度化に対処するための刑法等の一部を改正する法律案」も再度提出されるだろう。この中には共謀罪が提起されている。犯罪を行わなくてもみんなで相談したり合意したりしただけで犯罪とされ、処罰されるという恐ろしい法案である。もちろん普通の話し合いは対象にならないと説明されているが、警察等の恣意的な適用により多くの市民団体や労働組合、公害被害者団体などが対象になる危険性がある法案で、日弁連などが反対していたものである。衆議院解散によって廃案になり、ほっとしている人たちも多かったと思うが、与党が衆議院の3分の2を占めたので、こうした法案も成立させることが可能になった。たとえ参議院で否決されても、衆議院に戻されて3分の2の賛成で可決できるからである。 少年法改正案など問題の指摘されている法案が廃案になっているが、与党はすぐに再提出するだろう。また、この安定多数のうちにと教育基本法改正案も提案されるかもしれない。そんなことを考えると頭が痛くなりそうだ。 この大勝を理由に首相の靖国参拝も行われるだろう。今悪化の一途をたどっているアジア外交をこれ以上悪化させてはならないと強く思うのだが・・・・。アメリカ一辺倒の外交は危険である。資源のない日本はもっと全方位的な外交を目指すべきだと思うのだが、小泉首相はアメリカにしか目が向かないようだ。 小泉首相の地元でドン・キホーテといわれながら立候補した天木直人氏は「小泉さん、いまこそ目を覚ましてください。あなたの外交は間違っている。今度の選挙でたとえあなたが再びこの国の首相に任じられても、だからこそこんどは私たちの意見を聞いて、あの間違ったアメリカにただ付き従うのではなくて、どうぞ小泉さん、今度こそ平和の外交を取り戻してください。」と訴えている。 今度の選挙は小泉氏の一人勝ちだ。「改革を止めるな」の号令が国民に浸透した。改革の中身は問わずにである。『分かりやすい』この一言が今回の雪崩現象を引き起こしたのではないだろうか。これからじわじわと3分の2の現実が姿を現してくるのだろうと思うと何とも気が重い。 05/09/06(火) 実りの秋 ![]() この辺りでは9月の初めごろから稲刈りが始まっている。もう大分刈り取りも進んで、茨城自慢のコシヒカリも新米となって店頭に並び始めた。毎年のことだが、黄金色に実った稲穂が頭を垂れて風に揺れている風景は、見ていて心がゆったりする。豊かな自然と長年にわたる人間の営みの結果がこの風景を作っているのだ。毎朝の犬の散歩のとき田んぼ道を通るのだが、前日まで稲穂が揺れていた田んぼが、翌日には刈り取られてすっかりきれいになっている。こうしてあと半月もすれば、田んぼはすっかり空っぽになるだろう。それにしても先人の努力には頭が下がる。多くの作物は連作障害が出るというのに、稲にはそれが無いらしい。何年も、何十年も、いや何百年も米を作り続けているのに、連作で米の収穫が落ちるという話は聞いたことが無い。何百年にも渡って品種改良をし、その土地に合う米を作り出してきたからだろうか。 今台風14号が九州地方を襲っているが、収穫直前の稲に被害が無いことを祈りたい。黄金の稲穂が水につかって、芽が出てしまうことがないよう願っている。台風の被害が大きくならず、1年の総決算である米の収穫が無事に終わりますように・・・・。 05/09/02(金) 災 害 ハリケーン アメリカを襲ったハリケーンはもの凄いらしい。ちょうどインド洋大津波の時のような映像が映し出されている。ジャズのメッカ、ニューオーリンズが壊滅的な被害を受けているようだ。多くの死者も出ているし、町中で略奪が行われているという。州知事は州兵を出動させ、略奪するものを射殺してよいと命じたとか。なんという恐ろしいことだろう。ブッシュ大統領は救助の遅れを認めたそうだが、州兵がイラクに派兵されているため、救助に当たる人員が不足していたという報道もあった。世界中から救援物資や義援金が届き始めたという。アメリカと敵対するベネズエラ政府も人道援助と原油の提供を表明したとのこと、喜ばしいニュースである。日本政府は50万ドルの支援を申し出た。50万ドルと言えば、1ドル110円として5500万円である。「日本国」としての援助としては額が少ないのではないだろうか。戦費での協力でなく、こういった人道援助でもっと力を発揮すれば良いのにと思うのは私だけだろうか。一企業であるトヨタグループが500万ドルの義援金を支出すると言うのに、日本政府が50万ドル・・・・。インド洋大津波で被害を被ったスリランカ政府は25000ドルの支援を表明したし、インドネシアやタイ政府も支援を検討しているそうだ。自然災害の痛みをいやというほど知らされた国だからこそ、人の痛みにも心を寄せるのだろう。一日も早く混乱が収拾されて、住民の方たちが普段の生活を取り戻せるよう祈っている。 8.16宮城地震で原発に想定外の揺れ 8月16日に宮城県沖で発生した地震の際に、女川原発で耐震設計の範囲を超える揺れが観測されたと言う。切迫していると言われている「宮城県沖地震」より小規模の地震だったのに、原発地下の岩盤での揺れは想定を超えるものだった。殆ど起こり得ない規模の地震を「設計用限界地震」としているが、その最大値673ガルを遥かに超える888ガルの地震派を観測したとのことだ。673ガルまでなら原発の重要部分は耐えられる様に設計されているそうだが、それを超える力にどの程度耐えられるのかは分からないだろう。原発の安全神話が揺らいでいる。恐ろしいことである。しっかりと原発の耐震性の見直しを進めてもらいたいものだ。 05/09/01(木) 鳥インフルエンザの拡散 6月に水海道で感染が確認された鳥インフルエンザが県内に拡散している。小川町の7養鶏場でも過去の感染を示す抗体が確認された。はじめ水海道で発見されたときは、他の地域へ拡散した可能性は低いと農水省では見ていたが、埼玉県・茨城県の多数の養鶏場に拡散している。いずれも毒性の弱いタイプのようだが、これによって何万羽というニワトリが処分されている。これ以上の拡大が無ければよいのだが。 鳥インフルエンザは人への感染能力を持つ新たなインフルエンザウィルスに変化する危険性が指摘されている。これが一番恐ろしい。強い毒性をもつ鳥型インフルエンザが猛威を振るうようなことにならないよう、研究機関はじめ関係する部署の方々には徹底的な対策をお願いしたい。 |