
2006年 6月
06/06/26(月) 雨の鎌倉 クラス会に参加したメンバー2人と鎌倉に行く。北海道から出てきたSさんの希望である。私は幹事だったので鎌倉行きは諦めていたのだが、清算も前夜のうちに済ましてしまったので、鎌倉に行くことができた。10時すぎの電車で北鎌倉へ。湘南電車が東京駅の地下に移ったことを忘れていてちょっと迷ってしまった。11時ちょっと過ぎに北鎌倉に着くと殆どの人が降りてしまって、ホームは人で溢れた。アジサイの季節だから鎌倉が込むことは分かっていたが、雨の平日なのでもう少し空いているかと思ったのだが。初めに円覚寺に行く。雨は本降りでサンダルがびしょぬれ。次の明月院も雨で、人、人、人・・・。アジサイは真っ盛りできれいな青い花をいっぱいつけていたが、降り注ぐ雨と道に溢れる人で、ゆっくり見ることも写真を撮ることも出来なかった。 ![]() 明月院を出て昼食を取り、タクシーを拾う。「観光タクシーできますか?」と聞くと女性の運転士が「できますよ、どうぞ」と言うので、そのタクシーで回ることにする。「あまり人の居ないところで良い所ありませんか?」と聞いてみると、「人は多いかもしれないけれど今年の長谷寺のアジサイはとても素晴らしいので是非見てほしい」と言われた。せっかくのお勧めなので長谷寺に向かう。雨も小降りになって、傘無しで歩けるようになっていた。裏山いっぱいのアジサイがそれは見事に咲いていた。参詣の人はそれほど多くはなく、11面観音もゆっくり拝むことができた。奈良の長谷寺の観音像を同じ木からできているとのこと。2つの大きな観音像が取れたのだから、さぞかし大きな木だったに違いない。 この運転士さんは鎌倉の歴史にとても詳しいらしく、いろいろ細かく説明をしてくれた。鎌倉文学館の前を通ったとき、次回は是非文学館にも寄ってくださいと言われた。 日蓮の辻説法のあとと言われる辻説法通りを通って通称竹寺と言われるお寺に行く。それはそれは素晴らしい孟宗竹の林があった。今年生えてきた竹はまだ白っぽくて、他の竹とはちがっている。京都でもこれほどの竹林はそうそう見られないのではないかと思うほどの見事さである。友人が萩原朔太郎の「竹」という詩の一節を口ずさむ。ふたりで「竹」の詩を思い出そうとしたが全編を思い出すことはできなかった。 最後に八幡宮にお参りして4時ごろ帰りの電車に乗る。久しぶりに昔の友達と歩けて、心に残る小さな旅となった。 06/06/25(日) 昭和43年卒国文学科クラス会 ![]() 2年前の有馬温泉でのクラス会で回ってきた幹事。友人と二人で半年ほど前から少しずつ準備したクラス会を東京のホテルで行なった。同期の卒業生73名のうち既に亡くなった方が3名、住所の分からない方が5名、外国在住の方が1名、それらの方を抜いて、64名のうち35名が参加してくれた。前回は19名の参加だったが、会場を東京にしたことで多くの方が参加してくれたようだ。学校が東京にあったので、現在でも関東地方に住む方が多いのである。北海道や九州から出てきてくださった方もいて、幹事としては感激である。 今回は還暦記念ということもあって、写真を撮ってから乾杯。しばらく食事を楽しんだ後、一人一人に近況報告をしてもらう。大学を卒業して38年、それぞれの人生にはいろんなことがあったようだ。大病を患って今は元気になった人、離婚を経験した人、結婚せずに自分の人生を歩んできた人・・・・。ずっと専業主婦だった人、38年間高校教師を務めてこの春退職した人、外国人に日本語を教えている人、アメリカ在住の後英語の教師をしている人、能の家元に嫁いだ人、お琴の家元を継いだ人、児童クラブの指導員をしている人・・・・。このクラス会のために7キロ減量したという人にはどうやって減量したのかとの質問が飛び出した。私もこれは大事と耳を傾けたが、油抜きの食事と運動とのこと。努力無しには痩せられないことを再確認する。 近況報告の中で今悪性の癌と闘っている友人についての話があった。家族に見守られながらの自宅療養で、「私悪性の癌が全身に転移しているんだけど、みんなに見守られて頑張っている」と気丈に話しているという報告には涙ぐむ場面もあった。みんなで彼女の回復を願う。 私が議員であることを話すと「次は国会議員になれ」と冗談を言う友もいる。久しぶりの再開でみんな饒舌になっていた。学校を卒業して以来始めて会う友もいて、誰が誰だか分からなくなっている人もいたが、話しているうちに昔のことを思い出し、昔の面影を探していた。宴会終了間際には写真も出来てきて、良く撮れているの、太って写っているのとまた賑やかになる。 2時間の宴会はあっという間に終わって、みんなでロビーに移動。そこの喫茶室で夜更けまでお喋りに花が咲いた。ホテルの従業員の方たちも、よくしゃべるなぁとあきれていたかもしれないが、長時間にもかかわらず迷惑そうな態度もされなかったので、これ幸いと長居をしてしまった。 06/06/16(金) 6月議会終了 今日で6月議会が終了した。6月は予算・決算が無いので会期は短かった。それでも何だか疲れた感じがする。私が重要に思っている陳情が不採択になったからだろうか。それは「教育基本法改定反対の意見書を国に送ってほしい」という趣旨の陳情である。文教厚生常任委員会で不採択となっていたので、採択されるのは難しいかと思っていたが、それにしても陳情に賛成する議員が少なくてがっかりした。憲法と教育基本法は戦後の日本を作ってきた大事な宝だという思いがあるので、今日のように教育基本法改正論者が多いということには驚きと落胆を覚える。「愛国心」を法律で定めることに何らの疑問も感じないのだろうか。心の問題は法律には馴染まないと思うのだが・・・。 06/06/03(土) 関東高等学校卓球大会 筑西市の下館総合体育館で卓球の関東大会が開かれた。夫のかつての教え子たちが出場するので応援に行く。下館は初めて行く場所なので、事前に調べてみると、この体育館は国道294号を北へ向かってひたすら走り、国道50号線を越えたら西に入ればよいことが分かった。駐車場が空いているかどうかちょっと心配しながら行く。着いてみると広い駐車場なので、まだ余裕があった。車を止めて中に入ると明るいガラス張りのホールがあってその隣に一面ガラス張りのトレーニングルーム。観覧席は2階なので階段を上る。この階段は木製で段差が小さく上りやすい。全体にバリアフリーの構造になっているようだ。エレベーターも障害者用のトイレも完備しているい。さすがに新しい体育館だけのことはあり、空調設備も整っていた。 空調設備が整っているとはいえ、階段を上ると高校生の熱気でムンムンしている。まだ練習中で試合には間に合ったのでほっとする。 今日は学校対抗の2回戦までと個人競技のダブルス、シングルスがある。ダブルスは決勝まで行うが、シングルスは3回戦まで行い、4回戦以上と団体戦の3回戦以上は明日の予定だ。大きな大会なのでタイムテーブルも示され、試合のコートも事前に決定されていた。一見よさそうに思えるが、観戦していて、大会の進行上コートの決定が邪魔になっているように思えた。空いている台があるのに、試合がなかなか進行しないのである。それで、女子シングルスの1回戦が5時近くになったりしている。一方では男子シングルスは既に3回戦になっているというのに・・・。このあたり今後の工夫がほしいと思った。 我が家の教え子の一人O君は藤代高校の団体戦メンバーとして登録されているが、彼が出る前に藤高は3対0で負けてしまった。彼は出る幕が無く残念だったろう。あと二人の教え子のうち、Yちゃんは初めダブルスに出場し惜敗、シングルスも相手が強豪で残念な結果に終わってしまった。もう一人のMちゃんは、シングルスのみの出場である。東京都のランキング2位の選手とあたってしまい、彼女らしさを見せることなく敗退してしまった。今日はそれぞれ悔いの残る1日になってしまったろう。それでも関東大会に出場できたのは良い経験になったのではないだろうか。 私は試合の空き時間にいろいろ視察をしてしまった。県西に行くことは少ないので、このチャンスを利用して収穫を得た。下館総合体育館は市の直営で運営されている。空調は相当に維持経費がかかるのだろうと思って聞いてみたが、空調を含む年間の電気代は約900万円だそうだ。あれだけの空間を冷暖房するのを考えると、もっと経費がかかるのかと思ったのだが。サブアリーナは天井が半透明のような素材(テフロン幕構造)で出来ている為、普段は殆ど電気をつけないとのことである。天井が軽い為基礎への負担も少ないとのこと。トレーニングルームは非常に人気があり、毎日利用者が多いそうである。ここではトレーナーがいろいろアドバイスしてくれる。 この運動公園はとても広くて、夜間照明つきの野球場が3面とれる。またサッカーが2面できそうな芝生もある。それに夜間照明つきのテニスコート、きれいな多目的芝生。駐車場は数十台分のバス駐車場を含め500台だそうである。取手市のグリーンスポーツセンターの狭い駐車場とは比較にならない。館長の話によると、サブの駐車場もあるそうだが、近くにそれらしいものは見当たらなかったので、場合によっては野球場などに車をいれるのかもしれないと思った。 シングルス1回戦の始まるまでに2時間の余裕があったので、館長が話してくれたゴミ処理施設の余熱を利用したプール・入浴施設「筑西遊湯館」も見学してきた。これは筑西市・結城市・桜川市による筑西広域市町村圏事務組合で運営している施設で、今日も多くの人が利用していた。プールは競泳用のほかにみんなが楽しめるようなプールがある。何人かの親子連れが楽しそうに遊んでいた。大広間ではカラオケをしている人がいたが、今日は利用者が少ないようだった。
06/06/03(土) 共謀罪 / 教科書特殊指定廃止 共謀罪の新設をめぐる攻防が国会で山場を迎え、自民党が民主党の修正案をそのまま丸呑みするとのニュースが流れて、採決強行の懸念が増したと昨日はあちこちからのメールが飛び交った。私も民主党が安易に自民党の意見を飲まないよう、民主党幹部にファックスでお願いをした。全国から民主党にファックスを送り激励しようという流れの中での行動であった。結局民主党は採決に同意せず、次回の法務委員会の開催も決められないまま与党のみ出席の法務委員会は終了したようだ。とりあえずは強行採決とならずにほっとしている。だが、まだ安心はできないと思う。 共謀罪の攻防はニュースにもなっているが、その陰で独禁法の教科書特殊指定廃止が決定された。このことはテレビ等のニュースでもほとんど取り上げられていない。新聞の特殊指定に関しては反対が多く、公取委も断念せざるを得なかったが、教科書に関してはニュースにもならずに特殊指定廃止が決定されてしまった。文科省も「行政指導に強制力は無く不公正な取引を防止できない」と主張していたのに、文科省の主張は退けられてしまったのだ。 教科書の特殊指定には、教育委員などの採択関係者に対しての利益供与の禁止や、他社への中傷や妨害の禁止が謳われている。教科書の特殊性に鑑み、公平公正な採択を行えるようにする為の仕組みである。それが廃止されることにより、どのようなことが懸念されているかというと、資本力のある大会社が各地の採択関係者に見本本を送ったり、パンフレットを送ったりすることが自由になることによって、中小の教科書会社が締め出されることが考えられる。現在でも教科書の寡占化がすすみつつあるのに、それに拍車がかkり、教科書の多様性が失われかねないのだ。 公取委には全国から5000近い意見が寄せられたが、その97%が特殊指定廃止に反対する内容だったそうだ。実は私も公取委の意見募集の際に反対意見を送っていたのだが、結局このような結果になってしまい、非常に残念である。 |