2008年 4月

08/04/06(日) 北条大池と平沢官衙遺跡 平沢官衙遺跡
 暖かい日だったので、ちょっとお花見を兼ねてドライブをしようということで、夫とふたりで筑波山麓の北条大池と平沢官衙(ひらさわかんが)遺跡へ行ってみた。北条大池はつくばの市街地から県道19号線を北へ向かって、旧筑波線あとのりんりんロードを越えたところから少し東に行ったところにある。池の周りは桜の木で囲まれていて満開の桜がきれいだった。かなり古い木もあるが、多くはまだ若い木で、すこし小さい。家族連れなどがお花見にきていた。池の側には屋台も出ていて、夜はライトアップされるらしかった。

 道をはさんで池の反対側に国指定史跡の『平沢官衙遺跡』がある。駐車場のところにボランティアの方が数名居て、遺跡の案内をしてくれる。
ここは今から千年以上前(奈良・平安時代)の筑波郡の役所跡だそうだ。学園都市をつくるとき、ここに職員住宅をつくる予定だったが、住宅建設のために調査をしたら、大きな遺跡が見つかったとのこと。北条大池の桜大型の高床式倉庫が数多く立ち並んでいるという重要な遺跡であることが判明し、国史跡に指定されたそうだ。当時の税としての米や布などを納めた倉だと考えられている。50を超える遺構が発見されたが、そのうちの3つを復元してある。高床式の倉の柱はかなり太くて、一人では腕を回せない。大きな機械も無かった時代に、こんな太い木を切り出してきて真っ直ぐに立てることだけでもさぞ大変だったろうなどと考える。
 筑波山を背にこの場所から南の方を見ると、目の下に北条大池が桜に囲まれている。周りの田園風景がとてものどかで、遠い昔に人々がこの地を役所として選んだのが分かる気がした。

 ここで特筆したいことが一つある。それは遺跡の入り口にある案内所のトイレがとてもきれいだったことだ。観光地の公衆トイレでこんなにきれいな所はなかなか見られない。ボランティアの方がきれいにしてくれているのだろうか?デパートのトイレと比べても遜色ないほどきれいに掃除がゆきとどいていた。
トウゴクミツバツツジ
 帰りに国立科学博物館つくば植物園に寄る。広い園内をゆっくり見て回った。シダ類や野草類の中にはまだ芽を出していないものもたくさんあったが、そこにも植物の名を書いた札が立っていた。温室の中には様々な熱帯植物があり、デンドロビウムなどの花が咲いていた。オオギバショウだったと思うが、1枚の葉が数メートルもあるのに驚いた。
 右の写真はトウゴクミツバツツジという名でつつじの一種だ。まだ新緑には早い落葉樹の木立の中に一際明るく咲き誇っていた。