ひとりごと 2003


6 月


2003/6/30(月) 朗 報  
 今朝のYahooニュースで、「関節リウマチの発生に関与する遺伝子を特定した」という記事を見つけた。国内で約70万人と言われる関節リウマチの患者さんにとって、これは朗報だろう。特定したのは理化学研究所の研究チームだ。関節が腫れて変形する関節リウマチの原因解明や治療法の開発が期待できるという。
 私の友人にも長い間関節リウマチと闘っている人が居る。いろいろな療法を試みたようだが完治するには至っていない。この遺伝子の特定によって、新しい治療法が開発されれば、長年の苦しみから解放されるかもしれないのだ。研究が先に進むことを期待している。



2003/6/27(金) 命 
 昨日の朝のことだ。我が家のすぐ近くの踏み切りで町内の女子中学生が命を絶った。近所の方が事故の少しあとに知らせてくれたのだが、どうして・・・という思いでいっぱいだった。

 午後になって警察発表がある。自転車のかごに書き残したものがあったという。進路の悩みがつづられていたそうだ。進路のことで自ら命を絶つ子どもは今までにもあったが、それほどまでに追い詰めるものは何なのだろう。生きていてこその進路なのだが・・・・。死に至るまでにはどんなにか辛い思いがあっただろう。

 もやもやとした思いが心に広がる。私達大人は何が出来るのだろう。どこで繋がってあげられるのだろう・・・・。子どもが何でも話せる「チャイルドライン」のようなものが常設されていたら違ったのだろうか。



2003/6/24(月) 招待状  
 昨日はおめでたい日だった。我が家の長男から結婚式の招待状が舞い込んだのだ。長男と言うのは15年程前、我が家に1年間ホームステイしていたオーストラリアの青年GAVINのことだ。わが家ではGAVINを長男、翌々年アメリカから来ていたROBBANを次男と言っている。つまり、研と拓を入れて4人の息子がいることになる。その長男が10月に結婚するから来てほしいと言ってきた。前々から彼女の写真などは送ってきていたのだが、結婚式の招待状が来るとは思っていなかったのでビックリした。

 日本の招待状は、普通結婚式場が印刷してくれるもので、白い封筒に入り、金色のシールなどで封をしてあるものが多い。GAVINから来たものは、いかにも手づくりという感じのもので、白い紙にプログラムが印刷してあり、それを赤紫の紙で包んで、白いリボンが結んであった。ひとつひとつ二人で作ったのかなと思う。彼も30歳を過ぎて随分変わったろうなと、はるか遠くに住む息子に思いを馳せる。彼のご両親には会ったことが無い。写真では知っているけれど。行けばご両親にもお会いできると思うのだが、会っても言葉が通じない。どうしたものか。

 行ってあげれば喜ぶけれど、夫婦でオーストラリアまで行くとなると結構お金がかかるし、せっかくオーストラリアまで行くのならあちこち見て回りたいので、少なくとも1週間か10日ぐらいは滞在することになるだろう。80歳の母を1週間もひとりにしておくことはできないし、さて、どうしようか・・・・。まだ時間があるのでゆっくり考えることにしよう。



2003/6/22(日) リンク切れ  
 昨日のことだが、受信トレイを開けてみると、「Broken link in www.k-mariko.com」という件名のメールが来ていた。私のHPの中にリンク切れがあると言うことかなと思って、HPを点検してみると、議会報告のトップから各議会報告のページに行くように設定したはずなのに、何故かすべてが「2003年第1回定例会」にリンクされてしまっていた。これでは議会報告を見てくださった方が「何だこのHPは!」と思われることだろう。何時からこんな状態だったのだろうか、恥ずかしい限りである。早速訂正してアップしなおしたが。



2003/6/14(土) 呼んでも起きない犬 
 我が家の愛犬ロロ、御年16歳半。朝起きてすぐ、散歩に連れ出そうと夫がロロ小屋に行ったのだが、すぐに戻ってきた。「ロロちゃん、よっぽど耳が遠いよ、小屋の中に入って呼んでも何の反応もないんだから。」と言う。小屋の外で「ロロ、ロロ」と呼んでも眠っていて反応が無いので、小屋の中に入ってすぐ側まで行き、耳元で呼んでもグーグー眠っているのだという。仕方が無いので散歩は夕方連れて行くことにする。この頃ますます耳が聞こえなくなってきた。以前のロロは、私が台所の出口の鍵をカチャッとまわしただけで飛び起きたものだが・・・・。排泄もだんだん失敗するようになった。以前は小屋の中に排泄することは無かったのだが、このごろは小屋の北側のコンクリートの部分にしてしまう。犬のオムツもあるそうだが、いまにそうなってしまうのだろう。
 人間も犬も歳をとると介護が必要になる。昔は犬は10年も生きれば長生きの方だったが、近頃はフィラリアの予防接種などが普及したせいか、長生きの犬が増えてきた。その結果犬の介護という問題もおきてきたのだ。今朝の一件で、我が家にも もうすぐ介護の時期がやってきそうだと思った。



2003/6/10(火) すわっ!侵入者だ! 
 議会から帰ってメールをチェックしていると夫が、「ちょっと来て見な。」と呼ぶ。何だろうと思いながら階段を下りると、「枇杷がやられちゃった。きっとハクビシンだよ。」と言う。垣根の外の畑にある枇杷の木のところに行ってみると、木の下に白い袋の残骸がたくさん落ちているではないか。袋はビリビリに破られて散らばっている。その数は30個以上もありそうだ。去年もたくさん食べられてしまったが、誰がやっているのかわからなかった。タヌキじゃないの?とか、誰か夜のうちに取りに来るんじゃない?とか、いろいろ言う人がいたが、ある朝、家の近くの道路にハクビシンらしき動物が車にはねられて死んでいた。動物園で見たタヌキに似ているが、鼻のところから頭にかけて白くなっているのでハクビシンではないかと思った。きっとこれだ!これが枇杷を食べに来ていたのだ、と近所の人と話していた。一晩の内にそれはそれはたくさんの枇杷の実を食べるのだ。まだ青いのも平気で食べるところから人間ではないと思っていたが、これが食べにきたのだろうと考えた。去年のハクビシンの仲間がまた来たのかもしれない。

 せっかく袋をかけて楽しみにしていたのに、熟す直前に食べられてしまうのは悔しい。私の友人のMさんなら、ハクビシンに全部食べさせるのかも知れないが、私はそんなに心が広くないので、今夜もやられたらたまらないと思い、夫と二人で、殆どの実をもいでしまった。まだ少しすっぱいが、食べてみるとジューシーで結構食べられるのだ。お店に出すのはこのくらいの熟度でもぐのかもしれない。家の枇杷は、完全に熟してから取るので、甘くてジューシーでみんな楽しみにしているのだ。

 文庫の前にある大きな枇杷の木は、文庫の子供達の楽しみである。畑の枇杷をもいでしまったので、今度は文庫の枇杷が狙われるかもしれない。こちらはまだ青いので、取るわけにもいかないから、そのままになっている。ハクビシンなら青くても平気で食べるので、熟す前になくなってしまったらどうしようと思っている。子ども達が毎年楽しみにしているんだもの、今年も食べさせてやりたい。今年は実を剪定したので、結構大きいのがなっているのだ。なんとか、動物に取られずに守ってやりたいが、どうしたら良いのだろうか。

 ところで、侵入者の立場にたってみるとどうだろう。「おれが夕べのうちに見つけておいた美味い餌場を荒らされた。だれかにあの美味い食べ物を全部盗まれてしまった。昼間のうちに盗んだのだから、あれはきっと人間どもの仕業に違いない。人間どもは昼間行動するからな。」などと言っているかもしれない。侵入者にとってはまたとない餌場だったろうから、残念だったろう。彼らの餌場がなくなったから、我々人間のところに出てくるのかもしれない。そうだとするとちょっとかわいそうだとも思うのだが・・・・。



2003/6/9(月) やっと何とかなった
 
 この間から議会の一般質問の準備に取り掛かったのだが、なかなか本腰が入らなくて、今やっと形になった。質問当日の午前0時30分である。あっちこっちに資料を置いているので、それを探し出すのがまず一仕事だ。私はどうしてこんなに整理整頓が苦手なのだろう。恥ずかしくて誰にも見せられないのが私の仕事場なのだ。なんにしても一通り終ったのだから、まあいいということにして、明日眠くならないようにそろそろ寝ることにしよう。



2003/6/7(土) 有事法制が成立してしまった 
 とうとう有事法制が参議院を通過してしまった。60年近く戦後の日本を支えてきた平和の原則が大きく崩れていくのを感じる。確かに様々な場面で平和憲法がないがしろにされてきてはいたけれど、今回の有事法制は決定的な意味を持つだろう。同時代に生きていて何も出来なかった自分が情けない。「徴兵は命かけてもはばむべし、母祖母おみな牢にみつるとも」という歌を思うと、今回の有事法制に対して何もできないまま来てしまったことが悔やまれてならない。
 一昨日私のところに以下のようなメールがきた。。
という内容であった。そしてそのあとに航空業界で働く人たちが、防衛施設庁長官に対して出した申し入れ書がつけられていた。なんと恐ろしいことか、これこそ有事ではないのか、と思った。

 小泉総理はテレビのインタビューに答えて、「他国から襲われたときに対処する方法を決めると言うことがどうして問題なのか」と言うような意味のことを答えていたが、民間航空機で米軍を輸送できるようにすれば、確実にテロの危険性は増すだろう。それこそ日本人にとって有事ではないのか。



2003/6/2(月) 展覧会  
 昨日の日曜日、友人の属している新美術協会の展覧会を見に東京都美術館に行った。この友人は小学校の同級生でN君という。以前は絵を描く人ではなかった。ここ数年描いているとのこと。先日招待券をいただいたので、夫と二人で見に行った。50回記念と銘打った大きな展覧会で、たくさんの作品が並んでいた。友人の作品は仏画で、菩薩だろうか、少し斜めに寄りかかった形でハスの葉の上に体を横たえている。先日ご自宅のアトリエで見せていただいた時とはかなり変化していた。全体に白をかぶせているのが現実世界と仏の世界の区別を表しているのかもしれないと思った。この作品で彼は会友に推挙されている。描きだしてまだ何年でもないのに、会友になれるなんてすごいことだと思う。私なんか線ひとつまともに引けやしない。私の従兄弟で友禅のデザインをしている者がいるが、彼は細くまっすぐな線を引くだけで何ヶ月も修行したと聞いている。
 N君の奥様も同展に出品されている。もともと奥様の方が初めから絵を描いておられた。中学校の美術の先生をされていた方である。彼女の作品には真っ白い百合の花がたくさん描かれている。こうしてご夫婦仲良く絵を描かれている生活はどんなに楽しいだろう。描ける人はいいなぁとちょっぴりうらやましい気がした。

 新美術協会展のあと、同じ都美術館で開かれている「ロマノフ王朝展」を見る。ロシア全盛期の華麗な王朝のすがたが良く表れていた。エカテリーナ女王の正装や各王妃のイヤリング・ペンダントなど、宝石をふんだんに使ったアクセサリーは素晴らしいものばかりだった。細かい細工が年を経た現在でも美しい。30数年前に行ったシベリアのホテルにあった食器などは、どれもどこか曲がっていて、粗雑な作りの物ばかりだったが、やっぱりロシアの宮廷文化はそんなものではなかったのだ。皇帝の軍服や位の高い司祭の式服・玉座の刺繍なども繊細で美しいものばかりだ。私が一番気に入ったのは、深い紺色のガラスに金のふち飾りのついた食器セットだ。これはナポレオンがロシア皇帝に贈ったものだと言う。なんともいえない深い彩りだった。


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