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旅のいきさつ


それは、本当に思いがけないことから始まった。

ある日友人のHPに継母の子ども捜しのことが載っていた。

その友人とは、マオアキラさんという児童文学の作家である。

彼女のお継母さん(おかあさん=中村梅さん)が、

50年以上前に中国に残してきた子どもを捜しているという。

中村さんがたった一枚保存していた、子どもからの手紙があると言うので、

私が中国人の友人に手紙の翻訳を頼んだのだ。

中国人の友人は許春燕さんと言って、

北京物資大学の助教授をしておられる。

現在龍ヶ崎の流通経済大学大学院に留学中の方だ。

彼女は手紙の翻訳を快く引き受けてくれたばかりか、

インターネットでいろいろ調べてくれて、

中村さんの夫であった方は、雲南省のナシ族の方であることが分かった。

そこで、雲南省で最も広く読まれている新聞を突き止め、

その新聞社に協力を依頼したのだ。

その新聞社は「春城夕刊」という会社で、

許さんの依頼を何のためらいも無く引き受けてくださった。

全社を挙げて協力すると言ってくださったのだ。

このことがどれほど私たちにとって力強いことだったか・・・・

こうして春城夕刊の協力によって

1か月も経たないうちに中村さんの娘さんたちが見つかったのだ。

その時の驚きといったらなかった。

話はとんとん拍子に進み、

8月に中国へ行くことになったのである。

このあたりの事情は

マオさんのHPに詳しい。

興味のある方はこちらをごらんいただきたい。


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