ロンのぺーじ


ロンのひとりごと

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2004/12/25(土) 遺産相続 
 昨日のことだ。父さんと母さんがロロ爺ちゃんの部屋をすこし修理して掃除をしてくれた。ボクにその部屋を使わせてくれるためだ。亡くなった爺ちゃんのをもらうことを「遺産相続」って言うんだって。ボクは爺ちゃんの遺産を相続したんだよ。その部屋は昔はニワトリの小屋だったんだって。広さは2畳半ぐらいだろうか。板の間になっていて、ボクが今まで使っていたコンクリート床の部屋に繋がっているんだ。今まではその通路を小屋でふさいでいたんだけど、小屋をどかしたらそこに通路があったんだ。僕は爺ちゃんの部屋とボクの部屋が繋がっていたなんて今日始めて知ったんだよ。その爺ちゃんの部屋の腰板がボロになっていたので、ボクがいたずらしても壊れないようにベニヤ板を張ってくれたんだ。そこに爺ちゃんが使っていた大きいほうの犬小屋を入れて、中の敷物も取り替えてくれた。ボクがマオおばちゃんからもらった小屋はミーちゃんへのお下がりにした。
 お掃除が終わると母さんが「ロロおいで」と言って、ボクの部屋から小さい通路を通って、爺ちゃんの部屋へ連れて行こうとしたんだよ。でも、ボクは入らなかった。だってそっちは爺ちゃんの部屋だったんだ。爺ちゃんの匂いがどこにもついていて、ボクは入っちゃいけないような気がしたんだよ。それで、通路のところで前足を突っ張って、行かないぞって頑張ったんだけど、母さんは首輪をつかんで、「ほら、おいでよ。ひろくて気持ちがいいよ。こっちのほうが風も来ないし、日当たりもいいんだから。」なんて言って、どうしてもボクを入れようとするんだ。そして遂に入れられちゃった。どこもかしこも爺ちゃんの匂いでいっぱいだった。ボクと時々鼻をくっつけあった爺ちゃん・・・。今はもう居ないんだけど、その部屋をすぐに僕のものにする気にはなれないんだよ。

 そして、何回か母さんと父さんがボクをこの部屋に慣らそうとした。ボクもだんだん自分の部屋にしてもいいんだという気がしてきたので、今日は自分から部屋に入った。北風も入ってこないし、昼ごろからは部屋中に太陽の光が入るし、爺ちゃんから相続したこの部屋がとっても気に入った。大きい犬小屋にはまだ入る気がしないけど、木の床の上にじゅうたんの古いのを敷いて、その上に毛布を敷いてくれたので、今夜はそこで寝ることにした。コンクリートの床より何倍もあったかくて快適だ。爺ちゃん、ありがとう。ボク爺ちゃんのことを時々思い出しながら、この部屋を大事に使うからね。



2004/12/08(水) ヒーヒの時間 
 「ヒーヒの時間」と言ったって、何のことか分かる人は居ないと思う。それはボクと母さんの至福の時間なんだ。毎朝散歩から帰ってきて、大黒柱を切ったイスに腰掛けた母さんとボクがスキンシップを取る時間のことさ。何故ヒーヒと言うかは小泉語の解説をしないと分からない。ボクも小泉家の一員だから、小泉語について解説するね。昔、家の兄さんがまだ小さかった頃、母さんに甘えるとき「ヒーッ」と言ってしがみついて行ったんだって。それから始まって、いつの間にか抱きついて甘えることを「ヒーヒ」って言うようになったらしいよ。
 散歩から帰ると、ボクは洋間の前のサンルームの脚につながれるんだ。そこで散歩の残りのおやつをもらって、それが終わるとヒーヒの時間さ。母さんがボクの頭や体を撫でてくれるんだ。ボクは体を母さんの脚に擦り付けて甘えるの。とっても気持ちがいいんだよ。母さんは優しい声でボクに色々話しかけてくれる。「いい子のロンや、いい子のロンや。」と言ってくるその声が、とっても甘いんだ。兄さん達が「俺達にあんな声出したことあるか?」と笑うんだけど、母さんは「だってぇ、ロンは可愛いんだもん、お前達とは違うさ。」とすましている。この時間はボクにとっても母さんにとっても、大事な大事な時間なんだ!。



2004/10/17(日) お粥 
 夕べ何も食べなかったので、今朝はお腹が空いていた。それでもまず散歩に行く。母さんと二人で歩くのはだぁい好きなんだ。
でも、今日は疲れるからって少ししか連れて行ってくれなかったんだよ。
 帰ってきて、母さんにスープ粥を作ってもらった。コンソメ味のスープにひき肉を少しとご飯を入れて煮たものだ。それを冷まして持ってきてくれた。ボクは今朝は食欲があったんだけど、母さんは少ししかくれなかった。絶食の後に急にたくさん食べるといけないんだって。お腹がいっぱいにならなかったけど、ボクはちゃぁんと我慢したよ。
 夕方はボクはとっても元気で、父さんの肩ぐらいまで飛びついて、それから歩き出した。いつもは肩の方まで飛ぶと叱られるんだけど、今日は「ロン、元気だね。」って褒められちゃった。
 散歩から帰ってくると、母さんはミルク粥を作って待っていてくれた。でも、散歩から帰ってすぐに食べるのは良くないと言って、30分ぐらい待たされた。ミルク粥というのは、牛乳と卵とひき肉、それにご飯を混ぜてやわらかく煮たものだ。薄い塩味がついていた。「味見をしたらおいしかったよ。」と母さんが言っていた。ボクも食べてみたらとてもおいしくて、残らず平らげた。母さんは「よかった、よかった」と喜んでくれた。



2004/10/16(土) 医者に行く
 今朝母さんが起きて、ボクの小屋に来たとき、「あれっ、ロン、吐いちゃったの?」とビックリしたように言った。僕は昨夜夕食を食べた後すぐに吐いてしまったのだ。食べ物の形がちゃんと残ったまま吐いてしまった。それを母さんが見つけたのだ。ボクはこの前から何度か吐いている。母さん達は心配して、胃の薬を飲ませてくれたりしたんだけど、夕べまた吐いてしまったのだ。今日は先生に診てもらうまで食事抜きと言うことになる。散歩もいつもより短かった。
 午後4時半ごろ、かかりつけの獣医さんのところに車で連れて行ってもらった。車に乗るのは久しぶりだから、ボクは乗ってからずうっとあたりをキョロキョロ見回していた。外の景色が少しだけ見えた。
 先生の所に着いて、少し待っているとボクの番が来た。診察台の上に乗ると、何故だか大人しくなってしまう。体重が少し減ったと言われた。5月に行ったとき17.5キロだったのに、今日は17キロだそうだ。夕べ吐いてしまったので、結局昨日の朝から何も食べていないことになるので、体重も少し減ったのかもしれない。体温は39.9度で、少し熱があった。でも、先生は「緊張して少し体温が上がったのかも。」と言っていた。吐き気止めの薬を注射してもらって帰る。あんまりガツガツと食べるからかもしれないと言われた。だって、いつも食事の前にお腹ペコペコになっているので、ついついガツガツ食べてしまうんだよ。
 夕食には母さんがミルク粥を作ってくれたんだけど、なんだか食欲が出なくてボクは少しも食べなかった。



2004/09/21(火) 新しい首輪 
 この夏はずいぶん暑い夏だった。ロロ爺ちゃんは暑さにフウフウ言っていたが、この頃は大分楽になったみたいだ。ボクが散歩から帰ってくると、よくテントの下のネットのそばに立っているので、ボクは近づいていって、爺ちゃんの鼻の頭に自分の鼻先をくっつけるんだ。シッポを振って愛情を示すんだけど、爺ちゃんは何も気づかないみたいだ。僕には本当の母さんも父さんも居ないから、爺ちゃんだけが犬仲間なんだけどなぁ。

 左のぼくの写真を見て!この間、母さんと父さんが新しい首輪を買ってくれたんだ。茶色の皮の首輪だよ。前のは青と白のチェックの織物だったんだけど、今度のは本物の皮で出来ているんだ。大人用だってさ。どう?かっこいいだろ? 父さんが、「ロンは毛の色が薄いベージュだから、茶色の皮は色がマッチしていて似合うね。」と褒めてくれたよ。僕も気に入ってる。なんだか凛々しくなったって母さんは言うんだ。「凛々しい」ってちょっとステキな言葉じゃない?



2004/07/29(木) 日本語の分かるボク 
 今朝の散歩のときだ。かあさんはボクに向かってこう言った。「ロンちゃん、今日は雨でドロドロだから、飛びついちゃダメよ。」
 ボクはいつも散歩に出かけるとき、うれしくてうれしくて母さんの足や背中に飛びつかないではいられないんだ。ぴょんぴょんはねて、時には母さんの肩の上まで飛びつくんだ。そうやって飛びついた時ボクの足の爪が引っかかって、母さんのTシャツの背中に穴があいちゃったこともあるんだよ。
 この飛びつきで、昨日失敗しちゃったんだ。母さんが出かけていて帰ってくるのがちょっと遅かったもんだから、ボクは待ちくたびれていた。そして、さあ散歩だと言うときに、嬉しさのあまり勢いあまって母さんの手を噛み付いてしまったんだ。母さんは持っていた綱でボクを叩いて叱った。ボクも悪かったと思ったんだけど、もうその時は遅かったんだよ。噛み付いてしまったんだから。母さんの手からちょっと血が出ていた。母さんはもしよその人に噛み付いたら大変だから、ボクを厳しく叱ったんだって。
 そんなことがあって、今朝になってもボクは昨日のことを反省していたんだ。だから母さんの言うとおり、一回も飛びつかずに散歩に行った。今までそんなことは一度も無かったもんだから、母さんは驚いたような口ぶりで、「ロンちゃんはいい子だねぇ。お母さんの言うことがちゃんと分かるんだね。日本語の通じる犬なんだ。」って褒めてくれた。ボク、ほんとに母さんの言うことが分かるんだよ。



2004/07/08(木) 木陰があってもやっぱり暑い!

木陰とよしずは
あるけれど

若くたって
動くのがおっくう

のびたぜ
 暑くて暑くてサ

これは散歩要求の
ポーズなのだが

 このごろ毎日毎日暑いんだぁ!犬は暑いのが弱いって言うのにサ。ボクがいくら若いっていったって、この暑さには参るぜ。昨日は母さんが背中に水をかけてくれたんだ。そして氷をなめさせてくれたの。氷はアイスクリームとは違って、さっぱりしているね。ボク氷もだいすきになっちゃった。冷たくてとってもいい気持ち。でも口に含んでから落としてしまうとなかなか見つからないんだよ。ああいう色を透明っていうんだってさ。透明ってのはちょっと不便だな。



2004/07/04(日) 誕生日 
 今日はボクの初めての誕生日だ。母さんや兄弟達と一緒だったらという気持ちもあるが、小泉家の家族になったのだから小泉家の人たちと誕生日をお祝いした。父さんはプレゼントにおせんべいをくれた。これはボクの好物なのだ。母さんはアイスだ。夕食の後、「ロンお誕生日おめでとうね。さあ、デザートだよ。今日はお母さんと半分こじゃ無く、誕生日だから1本丸ごと上げるね。」と言って、ボクのだぁい好きなミルクアイスをくれたんだ。甘くてとってもおいしかった。誕生日っていいもんだね。ボクの1歳の写真、みんなに見てもらうんだ!小さい写真をクリックしてね、大きくなるから。



2004/07/02(水) ハンス 
 ボクはこの間ハンストをやったんだよ。もう10日ぐらい前のことなんだけど、朝食を食べなかったんだ。だって、毎日毎日同じドライフードばかりで飽きちゃったんだもの。ボクが朝食を食べなかったものだから、母さんたら心配しちゃって、「お腹こわしたのかしら、獣医さんに見せた方がいいかなぁ。」なんて言ってんの。父さんは、「もう少し様子を見てみようよ。」と言っていた。「さっき散歩したときはとっても元気だったんだけどなぁ。」と母さんは不思議そうにしていた。
 しばらくたって、父さんがおやつをくれたんだ。ボクはパクパク食べた。そうしたら、父さんが「おやつはどんどん食べるよ。食事がいやになったのかな?」と母さんに言った。母さんは「そういえばロロもハンストやったことあったじゃない。三日もろくに食べないで通したよね。膀胱結石の治療食が嫌になってしまって、お腹がすいているのに一口も食べないで頑張ったじゃない。きっとロンも飽きちゃったのかも。」と言った。やっと分かってくれたみたいだ。父さんが牛肉角切りの缶詰をいつものドライフードに混ぜてくれた。これだとぜんぜん違っておいしいんだ。僕はお腹が空いていたからバクバク食べた。ボクの食べっぷりを見て母さんも安心したみたいだった。それから毎日角切りの入った食事になった。時々ゆで卵なんかも入っている。やっぱり食事にはバラエティーが必用だよね。ハンストの効果は上々だ。



2004/06/16(水)パンパカパーン、パパパ、パンパカパーン 
 パンパカパーン、パパパ、パンパカパーン、本日はボクの家族好感度ランキングを発表いたしまぁす!
 まず第4位、それはおばあちゃん、だってぇ、おばあちゃんはボクのこと遊んでくれないんだもン。ボクが「おばあちゃん!」って飛びつくのが嫌なんだって。飛びつかれるとやっと歩いているのに転ぶかも知れないんだってさ。
 続いて第3位、研兄ちゃんと拓兄ちゃん、兄ちゃんたちもボクのことあんまりかまってくれないし、ミーちゃんのことばっかり抱っこするからだよ。時々は散歩に連れて行ってくれるけどね。
 第2位は父さん。父さんは母さんが散歩に行けないとき連れて行ってくれるし、何しろ毎日ボクのご馳走を作ってくれるんだ。それとボクをシャワーで洗ったり、毛をとかしたり、いろいろしてくれるんだよ。
 そして、いよいよ第1位、それは何といっても母さんさ。母さんは毎日朝と夕方お散歩に連れて行ってくれるんだもの。それによく遊んでくれる。「ロン、ロン」って呼ぶ声はとっても優しいんだ。兄ちゃんたちが「何だよあの声!自分の方が甘ったれてんじゃないの?」って言うんだけど、ボクはあの「ロン、ロン」って声好きだな。それとね、アイスを食べるときはいつもボクと一緒なの。「ロン、食べようか?」って、白い棒つきアイスを持ってきてくれるんだよ。ボク、アイスがだぁい好きなんだ。
 この間、ちょっと聞いちゃったんだけど、父さんがボクのつけたランキングに不満があるらしいんだ。この前ね、「ロンのランキングはお前(母さん)が一番だな。圧倒的だよ。でも、どうして?俺が毎日餌をやってるのに、餌より散歩の方がいいのかなぁ。」って言ってたんだ。餌もいいけど、散歩もいい。母さんがボクに抱きついたり撫でたりしてくれるのもとってもいいんだ。父さんゴメン!1位と2位の差はちょっぴりなんだよ。だから許して!



2004/6/2(水) 二人だけの世界 
 今朝は霧が深くて周りは真っ白だった。いつものように母さんとボクは5時半を少し過ぎた頃散歩に出かけた。周りはどこも真っ白で、何も見えない。まるでミルクの中にいるみたいだった。大好きな母さんとボク、二人だけの世界がそこにあった。ボクはウキウキと心が弾んで、調子よく歩いていった。今日は道端の草の中を歩かずに舗装されたアスファルトの上を歩いた。何故かと言うと、ボクが草の中を歩くのを母さんが嫌いだからだ。朝露にぬれた草の中を歩くとボクの体がぬれるし、そこに埃なんかが付いてボクの毛が汚れるから。せっかく母さんと二人っきりのいい時間なのに、母さんの嫌いなことをしちゃ悪いから、ボクは舗装の道を歩いた。
 母さんもボクとの時間を楽しみたかったらしく、いつもより遠回りをしてくれた。久しぶりにピレネー君の家の前を通ったが、彼からの挨拶は無かった。たいていはデッカイ体のピレネー君が太い声で「わん、わん」って挨拶して来るんだが、今日は真っ白なミルクの中にいたので、気が付かなかったらしい。
 少し行くとニワトリさんの声がした。せっかく二人っきりを楽しんでいるのに、「ニワトリメ!」と、ちょっと憎らしかったが、そんなこと言っちゃ悪いとすぐに思い直した。
 ボクは鼻歌気分でどんどん歩いた。今日はごみを見つけて振り回すことも、土を掘り返すこともしないで、すたすた歩いた。母さんに叱られたくなかったんだ。だって、二人っきり、二人っきりだったんだもの。



2004/5/30(日) シャワー 
 今日ボクがのんびり寝転んでいたら、急に父さんが近づいてきてボクを抱っこした。どうしたんだろうと思ったら、家の中に入っていく。お風呂場に連れて行かれたのだ。お風呂場で、首輪を取ってシャワーを浴びた。この前は庭で洗ってくれたんだけど、今日はお風呂場だ。ぬるいお湯をかけてからシャンプーを付けて洗ってくれた。今日はとっても暑い日だったので、ぬるいお湯はいい気持ちだった。この前は体を押さえつけられていたので暴れたけど、今日は誰も押さえつけなかったので、ボクも大人しくお風呂の淵に前足をかけてじいっとしていた。母さんが「ああらロンちゃん、お利巧じゃないの。いい気持ちでしょ。」とドアの外からのぞきながら言った。ボクはフンフンという顔をした。
 外に出たら今度はブラッシングだ。何度も何度もブラッシングをした。すればするほど毛が抜ける。父さんがやってくれた後、また母さんもやってくれた。くすぐったくてボクは体をくねらせていたけど、やってもらったらすっきりしたよ。「乾くまで入っていな。」と言われて、いつもは夜しか入らないボクの家にしばらく入っていた。そこはコンクリートなので、ぬれた毛が汚れないからだ。こんなにいい気持ちならまた洗ってもらおうかな。暑い日はシャワーもいいもんだということが分かったよ。



2004/5/14(金) ロン兄ちゃんに会ったんだ!
 この前(5月3日)ロン兄ちゃんが中国から遊びに来たんだよ。僕の名前はこの「ロン兄ちゃん」からもらったんだって。ロン兄ちゃんのフルネームはウーロンって言うんだ。「ロン」と言うのは漢字で「龍」と書くんだって。このロン兄ちゃんは小さい頃僕達の家でしばらく暮らしたことがあるんだ。兄ちゃんのお父さんが日本の大学で研究していたので、家族訪問で3ヶ月ほど日本に来ていたんだって。その時、僕達の家の文庫に住んでいたんだ。ロン兄ちゃんがとってもかわいかったから、その名前をもらって僕の名前にしたって母さんが言ってたよ。
 今兄ちゃんは15歳で、北京の高校1年生なんだよ。ボクをかわいがってくれた。一緒にお散歩にも行ったんだ。真ん中の写真でボクの綱を引いているのが「ロン兄ちゃん」だ。とっても優しいお兄さんだったよ。もうひとりのお姉さんは、ロン兄ちゃんの双子の妹でウーインっていう名前なの。このおねえちゃんもボクと遊んでくれて、とっても楽しかった。二人とももう中国へ帰っちゃったけど、また遊びたいなぁ。




2004/5/8(土) アイス大好きだワン 
 昨日のことなんだけど、ボクは初めてアイスってものを食べたんだ。草取りをやっていた母さんが、一休みと言って、棒についた白いものを食べていたんだ。ボクがじっと見ていると母さんは「ロン、食べる?」と言って、その白いものを少し手のひらに載せてくれた。ボクはおそるおそるその白いものをなめてみた。冷たくて甘くってなんともいえないおいしさだった。もっと欲しくて、母さんの口元をじいっと見つめていた。すると母さんは「もっと欲しいの?ロン、そんなにおいしいの?」といって、分けてくれた。そうやって、僕は半分以上そのアイスって言う奴を食べたんだ。今思い出しても舌なめずりしてしまうくらいおいしかったよ。また食べたいなぁ。



2004/04/04(日) チノウハン?
 この間母さんが「ロンはチノウハンかもよ。」と言っているのを聞いた。「チノウハン」っていう言葉をボクは知らなかったんだけど、その時の話の様子から大体分かったんだ。
 ボクはお散歩のとき色々なものを見つけては口にくわえて持ち歩く。振り回したり、引っ張ったりすると面白いんだ。時々はザリガニの殻なんかを見つけて食べちゃうこともあるんだよ。でも、母さんはすぐに「ダメ!、ロン、ダメでしょ!」と怒る。そのわけは、もうすぐ農家の人が道端に除草剤をまくので、その除草剤のついたものを食べたりするといけないからなんだって。怒られても怒られてもボクはいろんなものを見つけては拾うんだ。木の切れ端だの、片っぽだけ落ちている手袋だの、食べ物が入っていた袋だの・・・・。
 ボクが拾ったものをくわえていると母さんが「ロン、ダメ、離しなさい!」と言うので、ボクは言うことをきいてそれを離すんだ。すると母さんは「ロン、いい子だね。」と言っておやつをくれる。ボクがいろんなものを拾うのは、「おやつをほしがっているからだ」と母さんは思っているらしい。すぐに離せばおやつをもらえるから、それでいろんなものを拾うと思っているみたいなんだ。母さんが「チノウハン」というのは、このことらしいよ。
 でも、違うんだよ。ボクは本当にいろんなものに興味があって、拾って触ったりなめたりして確かめたいだけなんだよ。母さんからおやつをもらいたいからじゃないんだ。ホント言うと、おやつってこともちょっぴりあるけど、一番は、いろんなものを調べてみたいってことなんだよ。ねぇ、母さん分かってよぉ。




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