住民投票についての私見
住民投票とは、「議会の議決によらず、住民の投票行動によって政治課題に決着をつけようとするものである」と私は解している。住民投票立法フォーラムのHPには、次のような例が示されている。
従って間接民主主義を採るわが国の政治システムとは相容れないという意見もある。しかし、全てのことを住民投票で決めるわけではない。自治体のもつ重要課題についてのみ行おうと言うのである。新潟県巻町の原発建設の可否を問う住民投票では、議会の議決を覆す結果となったが、これは議会が住民の意思を反映すべきなのにも関わらず、それを反映していないことから起こったものだと言えよう。住民の意思と議会の意思とのずれが、このような結果を生んだのだ。議会議員は住民の付託によって活動しているわけだか、本来なら住民の多数意見が反映されるべきであるが、時として住民の意思とは異なる決定をする場合がある。それを是正するシステムが住民投票であると思う。つまり、住民投票は議会制民主主義(間接民主主義)を補完するものとの位置づけが出来るのではないだろうか。
- 例えば、A市に市営空港を建設するか否かという案件が持ち上がった場合、わが国ではA市の議会がそれを論議して決定し、市長がそれを執行するのが一般的です。それを市長や議員任せにしないで、一人ひとりのA市民の直接投票によって主権者の意思を明らかにし、それを行政の施策に反映させるのが、住民投票なのです。