町の非常勤特別職のあり方・谷中バス停交差点の改良
1. 藤代町非常勤特別職の採用方法と勤務のあり方について
この問題を考えるにあたって、『平成12年度藤代町非常勤特別職員等名簿』を使いました。この名簿に登載されている特別職の人数は、982人ですが、各地区で選出されたものを町が委嘱する形の、行政連絡員、農家実行組合長などは省いて考えました。地区選出の方を省くと非常勤特別職の人数は、520人になります。お手元の資料をご覧ください。まず、年齢構成は、60代以上の年齢の方が過半数を占めています。
次に、男女別に見てみましょう。
全体の80%近くが男の方で占められています。ところで、この520人を便宜上二つに分けて、年齢構成や、男女別人数の比率などを見てみることにします。その分け方は、
1、 各種審議会・委員会など、町に対して提言をするとか、町長に答申する等、町の意思の形成に関与するような部門の方、例えば、都市計画審議会、特別職報酬等審議会、図書館建設準備委員会の委員などのような方々、
2、 町民に直接働きかけて、その生活の質を向上させるのに役立つような仕事をする部門の方、例えば、スポーツ指導員、青少年相談員などの方々。
と、しました。この分け方には異論があるかもしれませんが、とりあえずこのように分けてみました。この分け方で見ると、審議会や委員会など、町の方向性を決めるのに係わる部門では、年齢がさらに高くなり、男性の占める比率もまた、高くなっています。約86%が男性で、女性はわずか14%にしか過ぎません。いかに男性中心に選ばれているか分かるでしょう。また、この14%しか居ない女性はおもに教育と福祉に偏っていて、産業や財政に係わる部門では、女性が一人も入っていない審議会や委員会がいくつもありました。
今度は、一人の人がいくつの職についているかを見てみると、次のようになります。
兼職
|
兼職の数 |
2種 |
3種 |
4種 |
5種 |
6種 |
7種 |
8種 |
9種 |
|
人数(人) |
39 |
29 |
7 |
9 |
3 |
1 |
2 |
2 |
2種類の仕事を掛け持ちしている人が39人、3種類の人は29人、中には8種類も9種類もの仕事を掛け持ちしている人もいます。こんなにたくさんの仕事を掛け持ちしていて、自分がどんな仕事を担っているか全部理解しているのでしょうか。疑問が残ります。兼職がこんなに多いのは、宛て職によるものです。宛て職を決める時、必然的に母体となる団体の長が出てくるようですが、母体となる団体から長と限らずに出すようにすれば、一人の人がこんなに多くの職につくようなことは無くなるでしょう。できるだけ多くの町民の考えを町政に反映しようとすれば、兼職は少なくすべきではないでしょうか。
宛て職について触れましたので、続いて、選出のあり方について見てみることにします。
2番目の選出種別という表をご覧ください。宛て職が一番多く、次に推薦です。公募は最近始まったばかりなので、まだ6名しかいないのです。ここで、選挙でもなく、宛て職でも無く、推薦でもない「その他」という方がかなり多くいることに気づかれたことでしょう。その他とは、どんな選出方法なのでしょうか、学識経験者がこのなかに含まれると思いますが、その他にはどんな人がいるのでしょうか。
そこで、町長に6点ほど伺います。
1. 「その他」の選出方法とはどんな方法なのでしょうか。
2. 年齢構成がかなり高いと思いますが、今後非常勤特別職について定年制をとる考えがおありでしょうか。それと相まって、30代40代の方をもっと多くしていくことを考えていらっしゃるでしょうか。
3. 10年以上一つの職にある方が、88名居ます。一つの職を続けるのは大変なことでもあるし、マンネリにもなりやすいので、任期の決まっている職種は再任の回数を制限して、一定期間で交代していけば多くの町民の考えが町政に反映されることになるのではないでしょうか。再任の制限について町長はどう思われますか。
4. 男女別の比率がかなり偏っていますが、今後あらたに選出するにあたって、男女の比率を是正し、女性の割合を高めていく計画をお持ちでしょうか。
5. 3と関連しますが、特に町の方針を決定するのに関与するような審議会とか委員会とかのメンバーに女性を積極的に組み入れていく考えはお持ちでしょうか。
6. これらの特別職を選出するにあたって、選挙・宛て職以外は原則公募にすべきだと思いますが、この点町長はどうお考えでしょうか。
以上6点についてお尋ねいたします。一点ずつ漏れのないよう、明確な御答弁をお願いいたします。
つぎに、非常勤特別職の中で週に三日間勤務する、社会教育指導員や教育相談員について、その勤務のあり方に問題があるのではないかと思いお尋ねいたします。わたくしごとになって恐縮ですが、私が教育相談員をしていたときは、電話がいつかかってくるかわからないからと言って昼休みが取れませんでした。現在は一人勤務ではないのでその様なことはないのかもしれませんが、休憩時間がないというのは、労働基準法に違反していると思います。
また、年次有給休暇もありませんでしたが、この点は法律上許されることなのでしょうか。
三番目は、英語指導助手についてです。この人たちは、招致外国青年就業規則によると休憩を除いて1日に7時間の勤務となっています。終了時刻は午後4時15分です。ところが、3時半ぐらいに帰ってしまうことが何度もありました。授業は終わっても、翌日の準備をしたり、学校に残って生徒とおしゃべりしたり、一緒に部活に参加したりして、生徒と交流してもいいでしょう。とにかく、やるべきことはたくさんあると思います。同年代の日本人よりずっと多い、30万円の報酬を支給しているのだから、それに見合った仕事をさせるべきでしょう。給料のほかに家具や備品なども買い与えており、待遇はかなり良いと思われます。外国人だからといって甘やかすのではなく、しっかり仕事をするように指導するのも、監督者の役目ではないでしょうか。これらのことに対する町長、教育長のお考えをお聞かせください。
非常勤特別職については以上で終わりに致します。
2.土木課所属の作業員の仕事について
土木課に所属している作業員は、この頃のように雨が降り続くときはどのような仕事をしているのでしょうか。担当課長からの答弁をお願いいたします。
3.谷中バス停付近の交差点の改良について
私が、昨年の12月第4回定例会でとり上げた谷中バス停付近の県道と町道の交差点部分について、12年度には予算化されて工事が行なわれるとのことでしたが、現在の進捗状況はどうか、お伺いいたします。担当課長から具体的に答弁してください。
4.最後に、役場職員の駐車場について
3月議会で私が指摘した状況は、今では大分改善されてきましたが、まだ100%という訳にはいきません。5月22日から26日までの一週間、借地になっている職員駐車場を調べたところ、一日平均で31台の空きが有りました。まだこんなに!とがっかり致しました。そこで、この期間の年休、産休、育児休暇について調べてみると、一日平均で13〜14人でした。つまり、規則どおりに駐車場に止めていない職員が、まだ17〜18人ぐらいはいるのです。
庁舎内の駐車場がガラガラになったから、決められた所に止めず、庁舎内に止めてもいいと思っているのでしょうか。これは、駐車スペースの問題というより、職員のモラルの問題です。公務員は、町民に奉仕する職業であるということを忘れないで欲しいと思います。
いまだに決められた駐車場に止めない職員が居るということは、町長の指導力が問われているといっても良いでしょう。その点、町長はどのように捉えていらっしゃるかお聞かせください。
2回目
非常勤特別職
公募について私の考えを少し述べさせていただきます。地区公民館長、教育相談員など、今までは推薦やその他の方法で採用されていますが、このようにある種の専門的な職種についても、原則公募にすることにより、町内の有能な人材が生かされることになると思います。町長はその点どのようにお考えでしょうか。私事で恐縮ですが、以前私が教育相談員をさせていただいていたとき、退職するにあたり2ヶ月ほど前から申し出ておりました。それは、次の人を公募するならそれくらいの期間が必要だからです。教育長に「公募しないのですか」と申し入れをしたのですが、公募はありませんでした。まず、町内に公募をし、それで応募者が居なかったり、居ても適任者がいない場合にその他の方法で採用すべきではないでしょうか。
様々な職種で、その仕事なら是非やってみたい、力を発揮したいと考える町民がいるのではないでしょうか。専門性を持った方も居ると思います。
町の幹部の知り合いだけでなく、広く町内から人材を登用することが町の発展につながると思うのですが、この件に関して町長のご意見をお聞かせください。
教育相談員などの勤務について
私が県の地方課で聞いたところによりますと、週三日の非常勤勤務で報酬の支払いを受けている者は、地方公務員法の適用を受けるのでなく、労働基準法の適用を受けるとのことでした。だとすれば、週三日の勤務では、六ヶ月の勤務で五日間の有給休暇が認められるはずです。この点について御答弁をお願いいたします。
次に、土木作業員の件ですが、雨の日は器具の手入れもあるでしょうが、学校や幼稚園・保育園等の壊れた所の修理などをしてもらうことは出来ないのでしょうか。専門家に頼むほどではない簡単な修理を必要としていると思います。管轄が違うというのでなく、ほかの課へ出向して同じ役場の職員として、これらの仕事をすることはできないのでしょうか。町長の考えをお聞かせください。
3回目
非常勤特別職の一元管理についてお伺いいたします。現在はこれらの職について、各部で掌握しているように聞いております。それを例えば総務部の人事担当の部署で一元的に管理するようにすれば、兼職の把握も出来るようになります。宛て職が重なって、あまりたくさんの職種を兼ねるときは、母体となる団体に別の人を代表にするよう要請することもできるので、このような一元管理は必要ではないかと思うのですが、町長のお考えをお聞かせください。
一般質問のトップに戻る