合併協議会設置についての反対討論

私は、議案第32号 取手市・藤代町合併協議会の設置について反対の立場から討論をいたします。

町長は常々、合併は住民の意向を十分に反映して行いたい旨の発言をしています。そのことは大変重要なことで、私も全く異論はありません。

ところで、今回の合併協議会設置について、住民の意向が十分汲み取られたと言えるでしょうか。先ごろ行われた住民アンケートは、有権者の10分の1にあたる人たちに配布したのであって、ある程度の傾向は把握できたとしても、合併のように自治体の存立に関わる重要な問題について調べるには、数が少なすぎます。また、そのアンケートの中には取手市との合併の是非を問う設問は無く、これで住民が合併を望んでいると取るのは、あまりにも早軽と言わざるを得ません。

アンケートの中に意見を書いた人の68%が合併に賛成しているといっていますが、これらの人々は、回答者の37%にしか過ぎず、住民から見ればほんの一握りの人たちです。また、68%の中には、条件付の人が含まれています。この人たちは条件の如何によっては反対ともなり得る人です。

また、地区別懇談会も行われましたが、そこに参加した人は非常に少なく、住民の意思を推し量ることはできません。

そこで、今回の「取手市・藤代町合併協議会規約」のなかに、住民の声を十分に反映できるシステムとして、住民投票の条項を入れるべく、何人かの議員と話し合いましたが、動議成立に足りるだけの賛同者を確保することが出来ませんでした。

私は合併そのものに絶対反対するものではありません。住民の多くが望むなら、合併も良しとするものです。このままの藤代町で将来大丈夫なのかといわれれば、不安も残ります。

先日の住民懇談会でも情報の不足が言われていました。私は、住民に情報を十分公開し、その上で住民投票、あるいはそれに順ずる方法で,合併の是非を決めていくのが良いと考えています。

協議会を設置した上で、住民の意思をどう反映するか協議することも出来ますが、規約のなかにうたっておくほうが、より実効性があると思い、今回の規約案には反対いたします。

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