まり子かわら版原稿

9/3 小中学生の公式試合参加費補助金について NEW
 南中の女子バスケット部が全国大会で3位になった話は8月28日付けの「ひとりごと」にも書いたが、その全国大会出場に際して、町の補助金が少ないという趣旨の投稿が「あい・ねっと」に載っていた。3位の知らせをうけた2・3日あとに私が教育委員会に行って聞いてきたことと大分違うので、再度教育委員会を訪れ、「あい・ねっと」の記事の内容が正しいかどうかを検証してみた。

 昨年は藤代中野球部、今年は南中バスケット部が全国大会に出場したので、これらの補助金について調べてみると、藤代町は登録選手および補欠の参加費全額を補助していることが分かった。一昨年だったと思うが、竜ヶ崎一高の甲子園出場に対して、藤代町からも補正予算を組んで50万円の補助金を出した。県立高校の全国大会出場に補助金を出すのだから、町立中学校のときはなおさら出すべきだと思っていたが、藤代中の場合も今回もかなりの予算を組んでいる。この補助金は「藤代町立小・中学校児童・生徒の公式試合等参加費補助要項」に基づいて支出されるものである。要項によると、会場への交通費・宿泊費・諸経費(参加費等)などが補助の対象になっている。補助を受けたい学校は、所定の様式に従って補助金の申請をする。それを町当局が審査し、補助に該当するということになれば、補助金を出すと言う仕組みだ。各種競技の郡大会・県南大会・県大会などに参加する際のバス代などもここから支出される。ちなみに平成14年度当初予算における公式試合参加費補助金の総額は1,200万円である。この補助金は個人競技でも、吹奏楽のような音楽の場合でも受けることができる。吹奏楽では会場までの交通費・楽器の運搬費などが補助金の対象になる。

 町にはこの他にスポーツ奨励金という制度もあり、関東大会・全国大会に出場する団体・個人に与えられる。この奨励金は10人以上の団体で全国大会に出場する場合5万円、10人未満の団体3万円、個人1万円となっている。

 昨年の藤代中野球部の例を見てみると、正選手と補欠等を含む26名分の交通費、宿泊費、昼食代等で2,431,420円の補助金を出している。後日中体連から約56万円の費用負担があったが、町の補助金で賄えなかった支出項目の13万円を差し引いて、約43万円を町に返還した。前述の約243万円は返還金を差し引いた残りの、実質町が補助した金額である。今年の南中バスケット部の場合は、まだ決算が出ていないが、選手21名分の交通費、宿泊費、昼食代として
2,144,190円が予算化されている。これは4泊分の宿泊費を含む金額だが、実際には5泊したので、その分は追加で支払われるとのこと。ところが南中のバスケット部員は30数名おり、1・2年生を含む全員の旅費・宿泊費までは出せなかったとのことである。人数が多いので、今回はしかたがなかったかと思うが、町の財政にもう少し余裕があって、応援に行った親たちの分はともかく、せめて生徒全員の分を町で負担できたらと思う。

 とかく新聞でもテレビでも高校生のスポーツと言えば甲子園だけが大きく取り上げられ、インターハイなどはほんの少ししか取り上げられないことに常々不満を感じていた。どのスポーツでも生徒たちが懸命に努力していることは同じなので、せめて全国大会の決勝戦ぐらいはテレビで放送してほしいと思っている。野球ばかりは県大会の決勝戦から放送されているのだから。中学生も勿論である。できれば教育テレビで全国大会のハイライトでも放送してほしいものだ。こんな気持ちでいる私にとって南中バスケット部の3位入賞はビッグニュースだった。それで、町からの補助金がどれくらいなのか調べるために教育委員会に行ってみたのだ。もし資金面でなんらかのお手伝いができればと思ってのことである。行ってみると補欠を含む登録選手の参加費全額が補助されるとのことで安心した。近隣の自治体では宿泊費の出ないところもあるという。それに比べれば、藤代もよくやっているという印象をもって帰ってきた。

 以上のような訳で「あい・ねっと」に載った情報は誤りであることが分かる。私は町長の代弁者でもなんでもないが、批判をする以上は正しい情報を元に意見を述べてほしいと思った。

あい・ねっとへの投稿原稿

久しぶりに投稿します。町議会議員をしている小泉です。
南中バスケット部への補助金に関する4011番の投稿内容には大きな誤りがあります。
私は町長の代弁者でも何でもありませんが、間違った内容による非難は見過ごせないので投稿しました。
小中学生の公式試合参加費補助に関しては私のHPに書いておきましたのでご覧下さい。
http://www.k-mariko.com/giin/nissi2002.htmです。
意見を述べるのは大いに結構ですが、正しい情報に基づいて述べるべきではないでしょうか。
特に内容が批判的である場合はなおさらでしょう。
藤代町には情報公開条例があり、公文書に関しては簡単な手続で公開を求めることができます。
今回の補助金に関しても、情報公開を請求すればきちんとした内容が把握できたはずです。
情報公開請求には印鑑もいりません。町の実態を知るために大いに利用しましょう。
それによって得た情報をもとに、より建設的な意見が出てきて、それが町づくりに生かされるといいですね。