
2003年 3月
3/28(金)図書館竣工式 
長い間待ちに待った図書館が完成して、今日竣工式があった。予算否決で厳しい船出となったが、職員の方々も頑張ってここまでこぎつけたのだと思うと感慨無量だろう。車で中島屋さんの横の図書館入り口まで来ると、ボランティア登録された方々が道案内に立っておられた。県の関係者や近隣自治体の関係者の方々も大勢見えたので、その方達にはうれしい道案内だったと思う。図書館の中でもいろいろ案内してくださった。これだけ大勢のボランティアの方がいるというのは、職員にとっても力強いことだろう。職員と利用者とボランティアが一体となって、この図書館を育てていかなければならない。
少し早めに図書館に着いたので、喫茶室「フローラ」でコーヒーをいただく。知的障害のある方達が張り切って働いていた。手をつなぐ育成会の親御さんたちの補助を受けながら、おそろいのエプロンをして元気に働いている姿はとてもよかった。コーヒーを飲み終えると「おいしかった、有難う。」という人が多く、働いている方達もうれしそうだった。作業所の中で働くのもひとつの方法だが、こうして社会の中で働くことは、喜びでもあり生きがいでもあるだろう。自分が役立っているという実感は、自立への大きな一歩となるにちがいない。
3/24(月) お詫びと訂正
20日の予算否決の記事中に誤りがありましたので、お詫びして訂正いたします。
予算に対する賛成討論をしたのは「三浦議員と川田議員」と書いてありましたが、予算についての賛成討論は「三浦議員」のみで、川田議員の賛成討論は、「議員報酬削減」と「議員定数削減」に関するものでした。川田議員にご迷惑をおかけしましたことを心からお詫び申し上げます。
3/23(日) 北浦川改修の説明会
北浦川説明会の様子
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10時30分から谷中集会所において、北浦川改修工事の進捗状況に関する説明会が開かれた。はじめ参加者が少ないようだったが、開始時間間際になって沢山の人が来られた。結局地権者の半数ぐらいが参加したようだ。
初めに龍ヶ崎土木事務所の河川課長から挨拶と説明があった。まずJR橋について。「流量を確保する為には鉄道のかさ上げしかない」とのこと。持ってきた図面を使って工法などの説明があったが、参加者から「工法の説明はいいから、いつごろ買収交渉に入るのか、それを聞きたい」との声があり、話をすすめた。結局、「鉄道のかさ上げには15年から20年ぐらいかかるので、それまで待っていただくわけにはいかないから、平成15年度の前半にJR橋から相橋までの設計をし、10月ごろから移転する家の家屋調査に入りたい、できれば15年度中に価格の交渉にも入りたい」との話があった。今までより幾分進展したので、参加者はやっと少し落ち着いたようだった。今日の議事録(確認事項)を文書化して送付してもらうことになった。残地については、町とも協議してできるだけ買い取れるような方法を考えるとのこと。また、用地買収は県の費用だけでなく、県の土地開発公社の買い取りも考えているとのことだった。
3/20(木) 議会最終日 ―予算否決―
長かった3月議会も今日で終った。長かったと言うのは、いつもより期間が長いと言うこともあるが、内容が重く、心の中で葛藤の多い議会だったこともあるだろう。今までで一番苦しく疲れた議会だった。
予算否決
結局15年度の予算は10対8で否決された。沼尻議員・小泉・倉持議員の順で反対討論をした。賛成討論は三浦議員だった。否決したあと、「良かったね」と喜ぶ議員もいたが、私は喜ぶ気にはなれなかった。確かに自分たちの主張が通ったわけだし、問題の多い予算が否決されたことは良かったのだが、町民に直結する様々な事業の予算がストップしてしまうことにはやはり抵抗もある。特に図書館の予算と学校関係の予算・福祉予算などについては心が痛む。土木などは二三ヶ月待っても良いだろうが、福祉予算などには待てないものもあるからだ。とりあえず暫定予算を組んで、町長が専決処分をするから事業がすべてストップするわけではないが、町民に迷惑がかかる部分もあることは確かなのだ。
長年運動してきて、やっと開館の運びとなった図書館の運営費が含まれる予算に反対するのは辛いものがある。でも自分の判断が間違っていたとは思わない。殆どの事業を止めて、ここで初めから事業の見直しをし、不要不急の事業を取りやめて財政健全化に向かうことはどうしても必要なことだと思うからだ。
また、議員は予算のひとつひとつについて賛否を問われるのでなく、「平成15年度一般会計予算」として、すべてを含んだものを一つの議案として賛否を問われるのだ。それゆえ予算全体を総合的に見て賛否を決めなければならない。そうした事情から今回は反対せざるをえなかった。
議員定数削減
私は議員定数の削減には反対である。その理由は3月18日の日誌にも書いたことだが、多くの意見を議会に反映する為には、議員定数の削減はすべきでないと思っている。しかし、全体の意見はそうではなかった。今回虹と緑の藤代ネットワークから提出された、議員定数を2名削減する条例案は記名投票で採決され、賛成13、反対4、無効1で、賛成多数となり可決された。従って、次回の町議会議員選挙から藤代町の議員定数は18となる。
図書館協議会設置条例
17日の常任委員会報告に書いた「図書館協議会設置条例」は、常任委員会の修正案が賛成多数で可決された。住民の側に立った条例で、目的には「住民の権利を守るために」ということが高らかに謳われている。協議会のメンバーに利用者代表がきっちりと位置付けられ、しかも公募によって選ばれるのだ。会議の公開も保障され、全国的にもほとんど例の無い先進的な条例となった。これは大変うれしいことだった。
3/19(水) 住民投票条例策定調査特別委員会
今日は、前回大筋が決まっていたので、実際の条文に即しての審議となった。その中で、「永住外国人に投票権を与える場合、該当者全員にするか、該当者の中で申請した人にだけ投票権を与えるか」が問題になった。「申請させること自体が差別であり、該当者全員に投票権を与えるべきだ」という意見もあった。私も初めは該当者全員にすべきだと思ったが、事務局の説明を聞いて申請方式を取るべきだと考えるようになった。該当者全員を投票者名簿に登録した場合、「外国人であることを公表したくない人まで公表することになってしまう」ということが分かったからだ。縦覧される名簿によって、その人が永住外国人であるということが公開されるのだ。「帰化せずに永住外国人を選択している人は、その国籍に誇りを持っているのだろうから、公表しても何ら差し支えあるまい」という意見が出された。しかし、この国の状況を見た場合、残念ながら「公表することによって差別を受ける場合もある」というのが現実だろう。だから、自国に誇りを持っているからといって、自分が外国人であることを公表しても良いとは限らないのではないだろうか。この点については意見の一致が見られなかったので、採決により決定した。採決の結果、申請方式をとることになった。
3/18(火) 議員定数及び構成調査特別委員会
虹と緑の藤代ネットワークから提出されている二つの議案について、まず議員定数から審議する。初めに共産党の沼尻議員が反対の意見を述べる。「現在でも法定数より大幅に削減されているのに、これ以上の削減は行なうべきではない。虹と緑の藤代ネットワークが提案する定数18にすると、法律で定める人口が5000人から10000人の自治体と同じになってしまう。多くの住民の意見を議会に反映する為にも定数削減には反対である」という趣旨の発言だったと思う。私も反対の意見を述べる。内容は沼尻議員とほぼ同じだ。更に長山議員からも反対の意見が出された。「政治に参加するのは国民の権利である。議員定数の削減は、政治に参加する権利を狭めるもので、今のように議員八人の話し合いで決めてよい問題ではない。事実前回も公聴会を開いたではないか。ここで定数削減について決めるのは到底認められない。」という強い意見だった。賛成者の意見は、「住民の意見として議員定数を削減せよといわれている。財政が厳しい折、議員自らが血を流し、協力する姿勢を示すべき。また18名ぐらいの方がまとまりやすい。」というような意見だった。採決の結果は賛成多数となり、議員定数の2名削減が決定された。私としたら不本意ではあるが、本会議でも賛成多数で可決される見通しである。
報酬の削減については、虹と緑の藤代ネットワークは「県内で一番低い里美村と同額に」と提案していたが、この議案に対する賛成者はネットワークの川田議員のみであった。削減反対の理由は、
- 前回の報酬削減(平成11年)で既に15%削減しており、近隣でも一番低い
- 一般質問などの議会活動も活発に行なわれている
- ある程度の生活保障を含めて報酬を与えることにより、金銭的に余裕のある人だけでなく誰でも立候補しやすい状況にする
などである。
参考資料
地方自治法第91条 市町村議会の議員の定数
1.人口2,000未満の町村 12人
2.人口2,000以上5,000未満の町村 16人
3.人口5,000以上10,000未満の町村 22人
4.人口10,000以上20,000未満の町村 26人
5.人口5,0000未満の市及び人口20,000以上の町村 30人
6.人口5,0000以上150,000未満の市
36人
(以下略)
近隣市町村の議員報酬
| 自治体名 |
金 額 |
自治体名 |
金 額 |
| 取手市 |
411,000 |
藤代町 |
280,000 |
| 龍ヶ崎市 |
419,000 |
利根町 |
300,000 |
| 牛久市 |
390,000 |
伊奈町 |
287,000 |
| 守谷市 |
370,000 |
谷和原村 |
287,000 |
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河内町 |
290,000 |
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阿見町 |
323,000 |
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新利根町
東 町
江戸崎町
美浦村
桜川村 |
302,000 |
| 平 均 |
397,500 |
平 均 |
297,900 |
3/17(月) 常任委員会
今日の常任委員会でうれしいことが一つあった。新しく出来る図書館に設けられる「図書館協議会」の設置条例についてだ。町が出してきた条例案にも協議会の構成メンバーとして公募による学識経験者が入っていたが、朝比奈議員の出した修正案には、「利用者代表」がきちんと位置付けられている。そのほか、協議会メンバーの任期に上限を設けたこと、会議を原則公開としたことなど、全国的に見ても先進的な条例案だった。それが常任委員会では全員賛成で可決されたのだ。このまま本会議でも可決されることを願っている。
その他、議案も多く、議案外の質疑もいろいろ出されたが、執行部と議員で平行線になるものもあった。特に教育指導室の必要性・1名減員の理由などについては納得できないものが残った。
当常任委員会に付託された請願はすべて全員賛成で採択され、「年金給付引き下げに反対する意見書」「支援費制度の改善に関する意見書」「健康保険3割自己負担の実施凍結・中止を求める意見書」として、本会議に提出される。
3/16(日) イラク攻撃反対集会
昨日は友人と一緒に日比谷で行なわれた労組系の反戦集会に参加した。前回参加した「World
Peace Now1.18」は市民団体主催の集まりで、参加者の熱気がすごかったが、昨日のは何だかしょんぼりしたデモ行進で、参加者の盛り上がりが感じられなかった。主催者発表で1万人もの参加者があったのだから、たまたま私たちが参加したグループがおとなしかっただけかもしれないが、ただただ黙々と歩くだけだった。先頭の宣伝カーはイラク攻撃に対する見解を長々と述べているのだが、長いので聴いている人は殆どいない。折角あれだけの人が集まったのだから、もっと効果的な訴え方があったのではないだろうか。こんなことを考えながら、私と友人は列の最後尾を歩いていった。
散会してから、何か物足りなさを感じ、反戦活動をしている人がいたら参加させてもらおうかと思って、二人でアメリカ大使館の前に行ってみた。大使館の周りは警察官が何人もいて、かなりの警戒態勢だった。4時をまわっていたので、抗議行動の人たちは帰ったあとだと言う。警察官は「訴えに来られたのなら、ここでやってください。」と歩道の一部を指定した。そこで毎日イラク攻撃反対を訴えている人たちがいるとのことだった。その場所は10人か20人ぐらいしか立てないような狭いところで、私達二人には十分なスペースだったが、「大きな団体の方にもここで訴えてもらっています。」ということだった。大使館とは道一つ隔てた場所なので、拡声器がなければ何を言っても聞こえない。でも、せっかく行ったのだからと友人が持っていったプラカードを示して、しばらくの間そこに立っていた。
3/14(金) 一般会計予算否決!(予算委員会)
今日も一日予算委員会を傍聴した。今日は民生費・農業費・商工費・教育費などについての審査だった。あまり長い時間のことなので、簡単にはまとめられないが、藤代町議会で予算の否決というのは今までにあったのだろうか。町のあまりの杜撰さに空いた口がふさがらないような場面が何度かあった。特に昨年学校の耐震診断をしておきながら、それを県の審査会にかける予算を計上していなかったのにはみんな驚いた。平成16年度の予算に計上する予定だと言う。しかも、予算編成時には診断の結果が来ていなかったので、15年度の予算には計上しなかったとの言い訳をしている。なんと言う詭弁だろうとあきれてしまった。いくら予算編成時に来ていなくても、近々来ることは決まっているのだから、予算に計上すれば良いのだ。耐震診断の結果、問題が指摘されると改修の義務が発生するので、わざと審査会に出すのを遅らせたのではないかと勘ぐってしまう。追求されて「何とか補正などで対応する」と回答はしたが、教育長はもしこの期間に大震災でもあったらどう責任を取るつもりなのか。教育の最高責任者であるという自覚が全く感じられない。
採決の結果は、賛成が三浦・澤部・倉石・朝比奈各議員、反対は沼尻・倉持・滝澤・若林各議員で、可否同数の為委員長(酒詰議員)採決で否決となる。20日の本会議で私は反対票を投ずるが、結果はどうなるだろうか。新しい図書館の運営費や障害者プラン策定費など、どうしても通したい項目もあるが、予算全体での賛否となると、総合的に判断して反対せざるを得ない状況だ。
3/13(木) 住民投票条例策定調査特別委員会
大分前に設置されていながら開店休業状態だった「藤代町住民投票条例策定調査特別委員会」が久しぶりに開催された。全員出席。事務局から、取手と藤代の合併に限った住民投票条例案と、何にでも使える常設型の住民投票条例案の二案が提起されていた。私は「常設型の場合は、住民投票の出来る事案の規定が難しいのではないか」ということと、「今、取手と合併するかも知れないのに、藤代だけで総合的な住民投票条例を作るのは時期尚早ではないか」という意見を述べた。重要案件については住民投票をするという根本的な考え方には賛成なのだが、今ここで総合的な条例を策定するのにはやや抵抗があった。もし総合的なものを作るなら、もっと時間をかけて検討すべきだと思ったのだ。何人かの議員からは総合的な条例でも良いと言う意見もあったが、今さしあたって合併以外に住民投票にかけるような事案も無いということで、取りあえずは合併に限った条例を策定することに決定した。
その中で話し合われたことは、
1.投票率が50%を割った場合に開票しないという項目を入れるかどうか
2.永住権のある外国人に対して投票権を与えるかどうか
3.投票権を18歳以上にするか20歳以上にするか
結局、1に関しては、50%以下でも開票すべきだろうと言うことになった。もし投票率が49.5%などというとき開票しないのはどうだろう、国政選挙や県議選などでも40%前後の投票率の藤代で、この条項を入れると折角お金をかけて住民投票をしても、開票されないことが予想されるのだ。それでは税金の無駄づかいにもなる危険性がある。投票率が低い場合は参考程度にすることも考えて、この条項は入れないことにした。
2に関しては三浦議員以外は賛成だった。三浦議員は「日本国籍を取ろうと思えば取れるのだから、外国人に投票権を与える必要は無い」という意見だった。それに対して私は「どの国籍を選ぶかは本人のアイデンティティーに関わることで、大変重大なことである。安易に帰化を促すような考えには賛同できい。」と反論した。「日本人と同じに税金を納めている以上、地方の重要な決定には参加できるようにすべきだろう」という意見が大勢を占めた。決を取った結果、賛成多数でこの条項を入れることにする。
3については朝比奈議員から提案があった。大方賛同を示したのだが、長山議員から「この住民投票を国政選挙などと一緒に行なった場合混乱するのではないか」という意見が出され、今回は見送ることになった。
以上のような内容で、細かい条文については事務局が案を示し、19日の委員会で決定することになった。19日の委員会で可決されれば20日の本会議にかけられる。
3/12(水) 「予算委員会」傍聴
朝10時から予算委員会を傍聴する。財政健全化債の借り入れについて多くの質問が出された。また、平成13年の後半に財政が危機的状況になることに気づいていながら、なぜ今まで健全化プランが出来ないかという点も多くの委員が指摘していた。町長が「平成15・16年度で健全化の目処をつける」といっていながら、「これから素案をまとめ、町民に開示して意見を聞きプランを作っていく」と言っていることに対して、それでは不十分だという意見が出された。15年度の予算から事業の見直しなどをして、健全化に向かうべきだと言うのが大方の意見だったように思う。
「土地・家屋以外への固定資産税をきっちり把握して徴収することにより税収アップを図るように」というような意見も出された。あらゆる手立てを尽くした上でなければ、安易に住民負担を増やすべきでないという意見が多かった。また、今までの見通しの甘さや、プラン策定が遅れていることなどを理由に、助役と収入役の不要論まで出されている。
私は午後5時まで傍聴して帰ってきたが、会議時間を午後9時まで延長していたので、7時現在、まだまだ議論が続いているのかもしれない。今回の議会は時間の長さといい、内容の重さといい、本当に疲れる毎日だ。
3/11(火) 議員定数及び構成調査特別委員会
午後から「藤代町議会議員定数及び構成調査特別委員会」が開かれた。「虹と緑の藤代ネットワーク」が提案している議員提出議案第3号・第4号について審議した。第3号は議員の報酬を茨城県で一番低い里美村に合わせようというもの、第4号は議員定数を現在の20人から2名減らして18名にしようと言うものである。地方自治法で規定する藤代町の定数は26名で、今でも大幅な削減を行なっているのだから、これ以上の削減はすべきでないというのが、共産党と私たち「一人会派(『有志の会』の若林議員と『あしび』の小泉)」の意見である。出来るだけ多くの町民の意見を議会に反映する為には議員の数は多い方が良いからだ。また、8月の改選のときにも定数が多い方が立候補がしやすくなる。初めて立候補する人があまり不利にならないようにする為にも定数削減は好ましくないだろう。
定数削減を主張しているのは、新政会・民主クラブ・公明党・虹と緑の藤代ネットワークであるが、新政会の長山議員は定数削減に反対であった。公明党は前回の選挙に際し定数問題が議論されたときには、削減に反対だったそうだが、今回は経済情勢や藤代町の財政状況から定数削減も致し方ないという考えのようだった。「議員報酬にはある程度の生活給も含まれるので、4年前に15%近く削減したのだからこれ以上の削減は必要無い、費用弁償や政務調査費を削減したのだからそれで十分である」というのが共産党の意見だ。私たちは、議員定数を削減しない代わりにある程度の報酬削減は止むを得ないという立場である。私は議員に対して生活できるだけの報酬を出して、しっかり仕事をさせるのが有効な税金の使い方ではないかと思っているが、藤代町の現状ではそうも言っていられないので、10%ぐらいの報酬削減を主張している。これで、財政面では議員定数を2名削減したのと同じ効果がある。中央保育所の備品購入費が1年間で26,000円しか無く、各小学校の備品購入費が平均して100万円も無い現実を考えると、せめて10%でも報酬を削減して子供達の為の予算を増やしてもらいたいと思うのだ。
とにかく今日の段階では意見は平行線で、一致点は見いだせそうも無かった。次回までに各会派で話し合いをして、もう一度この委員会でつめることになる。
3/10(月) 本会議 一般質問
今日は8人の一般質問があった。質問項目は財政問題と合併問題が多かった。10時から午後8時過ぎまでかかったので、座りっぱなしの私はいささか腰が痛くなってしまった。一日に8人は多すぎると思う。聞くのも疲れるし、答弁する方だって、次第に集中力が欠けてくるのを感じた。
合併の方式については、やはり町長は明言を避けていたが、吸収合併やむなしと思っているように感じられた。しかし、取手市民としたらどうだろう、こんなに財政状況の悪い藤代と合併したいだろうか。特例債で公共事業をやれば、結局また借金が大幅に増えるわけだし、合併のメリットばかり強調するのは問題があろう。だが、立ち止まって考えてみると、もし昭和の大合併のとき合併していなかったら、今の六郷地区だけで一つの自治体だと言うことになる。それで何ができるのかと考えると、やはり取手と合併することによるスケールメリットはあるのだろうとも思う。
財政再建には第三者を入れた方が良い、役場の人間だけでは不十分だという意見が多く出された。私もそう思う。今まで約一年かけて何の方策も示せない人たちに、あと数ヶ月かけても信頼に足る再建計画が作れるとは思えない。しかし、そうだとすると再建計画が出来るまでにずいぶん時間がかかるだろう。町長は、平成15年・16年の二ヵ年で再建の目処をつけたいというが、その一方で平成15年中に計画をたて、平成16年度の予算に反映させたいとも言っている。平成16年度一年だけの予算で再建の目処をつけるなんて出来ないに違いない。無理な計画をたてて実効性がなければ何にもならないのだ。とにかくこれは難題だ。執行部も職員も、そして私たち議員も出来るだけの知恵を出し合って、なんとしてもこの窮状を切り抜けなければならない。
3/7(金) 本会議 ―意見書・一般質問―
議会が始まるとすぐ請願・陳情の上程と意見書案の上程・採決があった。請願は、県南水道の値下げをもとめるものと、取手市藤代町合併協議会の再開を求めるものだった。意見書は「米国のイラク攻撃に反対し平和的解決を求める意見書」で、緊急を要する為、委員会に付託しないでそのまま本会議で採決した。結果は全員賛成であったので、早速内閣総理大臣・外務大臣・衆議院議長・参議院議長にあてて送付することになった。
そのあと一般質問が行なわれた。長山議員の「高須小の今後について」という質問があったため、小さい子どもさんを連れた若いお母さん達が大勢傍聴に来られた。多くの方に傍聴していただくのはとても良いことだと思う。傍聴することによって町の政治に関心を深めていただけるし、議員の活動も知っていただける。
次が私の番だった。今回の質問項目は「財政問題」「年末年始のゴミ臨時収集について」「六郷方面から駅南口へのアクセス道路について」の3点だった。
財政問題については、
- 現在のような財政状況にいつごろ気づいたのか
- どのような財政の裏づけがあって、藤小体育館の改築や桜が丘公民館の新設を約束したのか
- 財政健全化プランはいつまでに作るのか
- 徹底した情報公開に基づいて、町内の人材に協力を求める考えはないか
以上の4点を主に質問した。1についてはあまり明確な答弁ではなかったが、どうやら平成13年の後半ということのようだった。だとすると平成13年の第4回定例会で桜が丘公民館の新設を約束したのは理解に苦しむ。しかも予定を前倒ししての新設計画だった。このことについて更に突っ込んで聞くべきだったが、1回目の答弁のあとすぐに2回目の質問をしなければならないため、うっかりしてこのことに気づかず、これを追求できなかったのが今思い出すととても残念だ。財政健全化プランは庁内のメンバーで6月までに素案を作るようだ。それを町民に示し、町民の協力を得て詳細なプランを作り平成16年度の予算に反映したいという。この前配布された「財政健全化プラン」という小冊子には平成15年度から19年度までの健全化プランと書いてあるのだが・・・・。とにかくまだまだ執行部の認識が甘いと思われた。
ゴミ問題については平成14年末から15年の初めにかけての年末年始休暇のとき、常総広域圏事務組合の自治体の中で藤代町だけがゴミの臨時収集をしなかったことについて、その理由を問うものだった。この質問については担当部署の答弁にウソがあった。「年末年始の臨時収集が出来ると知ったのは12月23日だったので、周知する時間が無かった為実施しなかった」という答弁だったので、「それはおかしい、11月ごろには各自治体に連絡が行っているはずだ」と迫ったら、課長が出てきて、「10月23日の課長会議で聞いた」というではないか。10月に知りながら12月23日まで放置しておいたのかと思い、課内での話し合いについて聞くと、「話し合ったが担当者が無理だと言ったからやらなかった」と言う。とにかく9日間もゴミ収集がなくて住民は困るだろうという発想が全く感じられない答弁だった。町長も藤代町だけ臨時収集をしなかったと言うことを知らなかったのだ。町長たるもの住民の要望にもっと敏感でなくてはなるまい。常総広域圏内の各自治体は特別の予算措置をしないで臨時収集をしているのだから、担当部署の責任は重い。藤代町職員組合は「住民の為の自治体職員」ということを標榜しているようだが、これでは何処を向いて仕事をしているのかわからない。今回の質問に当って環境衛生課へ事前の話し合いに行ったとき、平成15年度は臨時収集を取り入れるよう要望しておいたので、15年度は実施されることになった。遅きに失したとはいえ、来年度実施されることは一応評価したい。詳しくは今度配布されるゴミカレンダーに記されるはずである。
陸前浜街道から駅南口へのアクセス道路については、予想したとおり「現在その計画は無い」という答弁だった。「谷中・東観地区は市街化区域の為固定資産税も高く、都市計画税も払っているのにそれに対する整備が感じられないという声が強い」ということを述べ、再度要求してやっと、「財政が良くなってきたら、出来るだけ早い時期に検討する」という答えが返ってきた。この件に関してはこれぐらいが精一杯の答弁かなと思った。
今日の一般質問には財政問題と合併問題が多く出された。合併について町長は明確な判断を示さなかった。現在の財政状況、取手市長及び取手市議会議員の任期を考えると吸収合併以外ないのではないかという質問があったが、「ご想像にお任せします」とか「高度の政治判断なので今は言うべきときではない」とか答弁し、明言を避けていた。しかし、今までは常に対等合併と言っていたのが、そうは言わなかったところを見ると考えが変わりつつあるのかもしれないという感じがした。(あくまでも私の受けた感じであるが。)
3/6(木) 議会開会
今日から平成15年第1回定例会が始まった。今日は全議案の提案と趣旨説明・質疑があり、そのあと一部議案の採決があった。平成15年度の機構改革、管理職の給与引き下げ、職員の旅費等の減額、図書館協議会設置条例、平成14年度一般会計他の補正予算、平成15年度の一般会計等予算、議員提出議案(議員の費用弁償廃止・政務調査費減額)など盛りだくさんで、閉会は6時を過ぎていた。
今日の議会では、町長が先決した補正予算についての承認案件があったが、これが賛成少数で否決された。この議案は藤代高校野球部が選抜大会に出場することに伴う補助金の支出だったが、その中に町長・議長とその随行員2名の旅費が含まれていたので、倉持議員から疑問が出された。私も同じことを質問しようとして挙手したのだが、議長は倉持議員を指名したので私は発言できなかった。平成15年度一般会計予算では、すべての予算を大幅に削減し、学校教育予算まで大きく減らして提案している町長が、高校野球の応援に公費で行くというのはどう考えても納得できない話である。藤代高校を応援する一般市民は自費で行くのだから、町長や議長も応援に行くなら当然自費で行くべきである。このようなわけでこの先決は承認されなかった。
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