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2003年 9月
2003/9/12(金) 定例会閉会 高須小PTAとの話し合い
定例会閉会
今日で第3回定例会が終了した。提出された議案はすべて可決成立した。ただ、請願がひとつだけ賛成少数で不採択となっている。その請願は農業問題に関するもので、米の関税率の引き下げなどに反対する意見書を国に出して欲しいというものであった。米作農家を守る立場での請願なので、この藤代町議会では全員賛成で採択になるとばかり思っていたが、案に相違して不採択。農業者である野口議員が賛成しなかったのが理解できない。関税が低くなれば外国産の米が入ってきて、日本の食糧自給率は更に下がってしまうだろう。また、安全性の確認できない輸入農産物が増えることは食の安全という面から考えても問題だ。こうなると知っていたら、事前にこの問題について他の議員と話しあうべきだったと、見通しの甘さを反省している。次回の議会は12月8日からの予定だと言う。
高須小PTAとの話し合い
夜7時から高須公民館に於いて高須小PTAの方々と議員との話し合いが行なわれた。参加した議員は教育福祉常任委員の阿部・石井・川田・佐藤・遠山各議員と、教育福祉常任委員会以外で朝比奈・沼尻議員と地元の野口議員、それに私の9名であった。高須公民館に着くと、和室にいくつかのテーブルがあって、そこに何人かの議員が座っていた。なぜ?と思う。今日はPTAの方々の話しを聞かせて貰うために来たのだという認識だったので、部屋の隅のほうに座らせてもらおうと思っていたのに、議員だけテーブルに着く上に、お茶まで用意されていたというので、なんだか居心地の悪い思いがした。
話し合いが始まると、PTA会長が今までの経過などを話し、教育委員会の態度に不満を表明された。それ以外の方々からはほんの二、三人からしか意見が出なかったので、小グループに別れ、各グループに議員が二、三名ずつ入る形で話し合いが進められた。
私の属したグループでは、複式授業に対する不安が述べられた。現在の状態なら複式もあまり問題ではないが、これが長く続いた場合はやはり不安だと言う。担任する先生の資質の問題もあるだろうとの意見があった。それと一番大きな問題は、教育委員会の態度にあるように感じた。説明の仕方があまりにも一方的だということ、もし桜が丘に行く場合は通学路はこうしますというような、責任ある説明が無く、通学路のことを聞いても、「予算がついていないからはっきりは言えない」との返答だったと言う。それでは誰も納得できまい。高須小の「自然に囲まれてひとりひとりが大事にされる教育」をすばらしいと思うという意見も多く出された。通学路を歩いていてもどこの誰だかわかるということは、安全面でもとても良いことだと言っていた。とにかく、統合以外は話しにのってくれないという、教育委員会への不満は大きかった。
私は以前にPTAから出された請願に反対した責任があるので、私の考えを述べさせてもらった。少人数学級の良さもあるが、反面、多様な人格と交われない、団体でする競技や音楽などに支障がある、けんかした時に逃げ場が無い、複式授業で学力を保証することは非常に難しい、などマイナス面もあることを話した。だが、高須小の親御さんの話しを聞くと、私の心もゆれた。
学校がなくなるという大きな問題なのだから、教育委員会としては、PTAの人とも、PTA以外の地区の人たちとももっと心を割って話し合う必要があると思った。
2003/9/11(木) 総務常任委員会
初めての総務委員会だ。今までの教育福祉常任委員会は全員協議会室で行っていたが、今日は委員会室なので狭くて人がぎっしりだ。執行部ともすぐ側で顔をつき合わせて話すことになる。私は適当に自分で選んだ場所に座っていたが、議会事務局長が来て、「委員長と並んで座ってください。」と言う。一瞬なんのことか分からなかった。一呼吸おいて、「ああ、私は副委員長になったんだった」と、局長の言葉を理解した。席を移動し、副委員長の席に着く。
始めに付託議案について、説明と質疑を行なう。私は特に質疑は無いと思ったが、山王支所廃止にともなって、郵便局で諸証明を扱う件について、沼尻議員らが駐車場の問題を取り上げた。そう言えば総務委員会は山王関係の議員が多い。委員長の赤羽氏、沼尻議員、倉持議員、若林議員。6人中4人が山王関係者だ。それだけに、具体的に場所についての質問が出された。駐車場については再度考えることになる。付託議案はすべて全員賛成で可決された。
付託議案外では、合併問題、財政問題が主に議論された。合併に関しては、その意義を若林議員から町長に質問した。「財政問題を解決する為に」とは言わない方が良いと町長は答弁した。財政問題を細かく言うと、合併が駄目になったり混乱したりするということで、清水市と静岡市の例をだしていた。二つの市が一緒になることで「力をつけるのだ」と言う。「力をつけるとは具体的にどういうことか」と私が質問したが、明確な答えは返ってこなかった。「力をつける」ことの意味を住民に分かるように広報紙などで説明するよう求める。沼尻議員が「合併する場合としない場合について財政のシュミレーションをすべきだ」と主張する。私もその通りだと思う。町はシュミレーションをすると答えた。
倉持議員からは、OA化によって、人件費削減がなされたのかという質問が出た。「これだけコンピューターを導入し、お金をかけてOA化をしたのだから、それなりの効果が無ければ」と言うものだった。始めは、「結局人はやめさせられないから」と言っていたが、「平成9年から今までで職員は18人減っている。それがOA化の効果だと考える」という答弁があった。
私は「合併は対等合併・編入方式なのだから、藤代の方が良いと思われる条例は極力残す方向で町長は主張していくべきではないか」と質した。町長は「そのようにしていく」と答えた。次の合併協議会でこのことを再度主張しなければならない。どうしても、政治倫理条例と図書館設置条例は残したいのだ。よりよい条例を持つことは取手市民にとって合併のメリットになるはずだから。
そのほか、選挙の啓発について質す。「選挙中に、違反行為についての広報を車で流して欲しいといったとき、断ったのはどういう根拠によるのか」と聞くと、「広報は投票率を上げるのを目的にしている。違反行為などは広報紙やインターネットで知らせている」というので、「広報紙にその件が載っていたか」と再質問をすると、「何年か前には載せた」というではないか。「それでは広報していないことになる。インターネットはまだまだ一部の人しかみていない」と言ったら、それに対する満足な答えは出来なかった。今後は考えるようなあいまいな答弁をしていた。告示後に出せる文書は公選ハガキと選挙公報のみなのに、選挙中は多くの陣営でチラシ等を撒いていた。これが違反であることを多くの住民は知らないだろう。住民に啓発することによって違反を減らしクリーンな選挙にしていくのは選管の重要な任務であるはずなのだが。今回の町議選で、藤代の選管は職務怠慢だったと言われても仕方ないと思う。
朝比奈議員は職員の人件費の問題を取り上げていた。人件費の削減は避けて通れないという主張だった。私もこの時代背景の中では、削減すべきはきちんと対応しなければと思う。
朝比奈議員から「合併の住民投票は不要ではないか」と受けとれるような発言があった。もし不要だというなら、なぜ今ごろそんなことを言うのか理解に苦しむ。住民投票こそ究極の住民参画であるはずだ。事務事業のすり合わせをし、新市計画を示した上で住民投票をするというのは、条例策定時に決めたことなのだ。いくら事務のすり合わせが進んだからと言っても、合併するかしないかは住民自身の判断を重視すべきだと思う。
総務委員会はなかなか充実していた。倉持・沼尻というベテラン議員がいるせいもあるだろう。私ももっともっと勉強して力をつけなければと思った。
今日の常任委員会では、教育福祉常任委員会が大荒れだったようだ。議案外質疑の高須小学校と高須幼稚園の廃校・廃園問題に関して、多くの傍聴者が来ていた。委員会終了後、その傍聴者と教育次長が話し合っているのを見たが、かなり対立しているようだった。そこに教育福祉常任委員の遠山・石井議員、地元の野口議員なども加わって、大きな声を出しあっていた。詳しいことは分からないが、次長の説明に納得していないらしかった。明日、当事者の話し合いがあるらしいので、傍聴しようかと思っている。
2003/9/9(火) 一般質問
今日は一般質問の前に、町内であったO157による食中毒事件に関する報告があった。町内の小中学生4人が食中毒症状により入院、検査の結果O157によるものと判明したという。感染した後も子どもたちは感染を知らずに通学していたということなので、在学する学校のトイレなどを中心に消毒を行なったとの報告だった。原因は町内の焼肉店で食べた生肉らしいということだ。子供達の一日も早い快復を祈っている。
私は今日の一般質問のトップバッターだった。いつも通告順の早かった加藤議員と長山議員が引退されたので、私がトップになった。今日の質問項目はの3点である。2と3は総務委員会の所管事項なので、質問は1回のみである。
- 図書館の運営について
- 財政健全化プラン策定委員会について
- 洪水ハザードマップについて
図書館の運営については、ほぼ予想通りの展開だった。入館者数は8万を越えている。予想をはるかに上回る利用者だ。やっぱり期待されていたのだと嬉しくなる。ただ、イベントの参加者は少ないと思った。特に先月末に行なわれた岸川悦子氏の講演会の参加者が20名ぐらいだったというのは残念だった。宣伝の方法を考えたほうが良いのかもしれない。その点については館長も認めている。利用者からの要望について質問したが、要望の主なものは、1.資料に関するもの、2.施設に関するもの―公衆電話が欲しい―、3.マナーの悪さに関するもの―子供の声や走る音がうるさい―、4.運営上の問題―パソコンの画面を印刷したいなど―などだそうだ。私のところへは、図書館の場所がわかりにくいという意見が多く寄せられているので、もっと分かりやすい案内標識をつけられないかと質す。考えてみるとの事であったが、予算を伴うものなのでどうなることやら。町外の人から電話で問い合わせがあるので、マニュアルを作って対応していると言う。電話で問い合わせもせず、ただ来て見る場合、とても分かりにくいのではないかと思う。図書館だけでなく他の公共施設もあわせて、もっと分かりやすい標識を造れないものだろうか。
財政健全化プラン策定委員会についての質問は、町長の答弁がよく聞き取れなかったので、テープを起こしてもらった。あまり具体的な話しは無かった事が分かった。
ハザードマップについては、合併後新市計画の中で対応したい旨の答弁だった。まだまだハザードマップに対する認識は甘いと思った。
2003/9/8(月) 決算委員会
「藤代町一般会計決算審査特別委員会」が、金曜日と今日の二日間にわたって行なわれた。私も委員の一人として参加する。各部門ごとに審査をし、いろいろ指摘を受けることはあったが、最終的には賛成多数で決算は認定された。私もいろいろ注文はあるが、認定を拒否するほどではないと思い、認定に賛成した。
現在財政健全化プラン策定委員会で問題になっている負担金・補助金などについて、私はほぼすべての分野で見直しを訴えたが、現在見直し中とか、上からの関係があってなかなか切れないとかの答弁だった。各部門の負担金を合計すれば、かなりの額になることは分かっている。負担金を納める団体が果たして本当に藤代町の行政にとって役立っているのか、実際に職員が参加しているものはどれなのか精査する必要があるだろう。実際に職員が参加しているかを問うと、参加しているという。総会のみの参加もあるようだが、そのような団体に加入していてメリットがあるのだろうか。決算委員会では、ひとつひとつ具体的に検査する時間もなかったので、各部門で精査してもらいたい。
また、大きな事業の見直しが為されなければ財政健全化は図れないということで、公共下水道と都市下水路について、指定区域の見直しや中止は考えられないかと質問したが、執行部としては見直す意思はないようだ。一度ついた補助金を切ることができないと考えているらしい。特に都市下水路については中止すべきではないかと思うのだが。北浦川の改修が終わらなければ都市下水路は接続できないのだから、一度補助金を切って事業を中断してしまった方が良いのではないだろうか。今年度北浦川改修予算が増額されたらしいが、それにしても、常磐線部分の工事やその上流の県道・国道部分を考えると、都市下水路との接続部分まで改修が進むのにはまだまだ時間がかかるだろう。一度断った補助金を復活させるのには5年ぐらいかかると言うが、都市下水路と北浦川との接続部分まで工事が進むのは5年どころではなく、もっと先になるに違いない。だとすれば、そのころにドッキングできるよう新に補助金を申請する道も考えるべきではないのだろうか。
もうひとつ大いに不満に思ったことがある。それは小中学校の振興費だ。振興備品費について、予算編成前に各学校から希望をとることをしないという。「各学校からの希望に対して備品費の充足率はどうか」という私の質問に対する答弁でそのことが分かったのだが、あまりにもひどい話しである。以前私が教員をしていた頃は、予算要求の前に各担当部署の教員から要望を聞き、それを学校で調整して町に要望書を提出したものだ。それを現在はしていないと言う。「今年度の振興備品費はこれこれだ」と各学校に通知し、その中で希望の品を出してもらい購入するので希望のものは100%購入していると言う答えだった。それでは本当に学校の希望を聞いているとは言えまい。こんな状態だから各学校では「PTAのバザーで○○を買って欲しい」などということになるのである。本来学校の備品は公費でまかなわれるべきものなのに!それが子供達に対する町の責任ではないか。いくら財政が逼迫しているからと言って、このやり方には憤りを覚える。校長達からは特に要求はないという。「校長よ、子供達の為にもの申せ!」と言いたいのは私だけだろうか。
2003/9/4 第3回定例会開会
今日から9月議会が始まった。今日は午後1時からで、全議案の上程と説明・質疑、請願・陳情の上程と説明・質疑だった。議案のうち教育委員の選任に関してだけ採決があり、三田委員が全員賛成で再任された。
今回上程された議案の一つに、役場の山王支所を廃止して郵便局で諸証明を受けとれるようにする為の条例改正案がある。役場と山王郵便局を専用回線に近い形のFAXで結び、各種の証明をとれるようにすると言うものである。現在の支所方式よりも財政負担はかなり少なくなると言う。郵便局員の守秘義務をしっかりして実施しなければならない。公社になりさらに民営化された場合に備えて、個人情報の保護には万全を期さなければと思った。
今議会は決算議会とも呼ばれるもので、一般会計決算審査特別委員会が結成された。私もその一員である。税金の使途が適正であったかどうかしっかりと審査しなければならない。委員長に三浦議員、副委員長に滝澤議員が決まった。
議会終了後全員協議会が開かれる。平成17年3月をもって高須幼稚園を廃園にするという町の方針が示された。この件に関しては議員それぞれの意見がある。いくらか意見を出す人もいたが、とりあえず今日の全協では提案のみに留めるということになった。
2003/09/02 初参加! 取手市藤代町合併協議会
二期目に入って合併協議会委員に任命された。今日が始めての会議である。今までも殆どすべての会議を傍聴してきたが、傍聴者と委員とではやはり気分が違う。どのような合併になるか責任の一端を担うことになるので、やや緊張した。
今日の議題は、各種事務事業の取扱いと条例の扱いだった。今日は事務局からの説明と委員の質疑であり、採決は次回に行なわれる。対等合併・編入方式なので、事務事業についてはそれぞれの良いところをとる形になっていた。取手市では行なわれていて藤代で行なわれていないものも沢山あり、合併でそれらが利用できるようになることは住民にとってプラスである。勿論藤代の方が内容的に進んでいるものもあり、そうしたものについては藤代のやり方を取り入れるという提案だった。たとえば高齢者に対する配食サービスでは、取手が週3回であるのに対して藤代は週5回なので、これは藤代の方式で行なうといった具合である。
すりあわせをする事務事業はたくさんあったので、この件に関してかなり時間がかかった。それでもひとつひとつの事業について丁寧に審議するのでなく、大きく変わるようなことについてだけ説明があり質疑が行なわれた。会長である塚本市長は進行を急ぐ感じもあって、共産党の沼尻議員から「もっと慎重に審議し、質疑の時間を十分にとってほしい」との要望が出されたが、会長は「事前に資料も配布してあるので」ということで、予定通りに審議を進めた。1センチ近くもある分厚い資料を2,3時間で審議しようというのが土台無理なのである。協議会は3時からなどといわず、午前中から行なえばよいのにと思った。
ついで条例の問題に移る。「法的には編入合併であるため、条例は原則として取手市のものになる。」という提案だった。事務事業のすりあわせにより藤代の方式をとるものについては藤代の条例を適用すると言う。そこで、私が質問をした。質問の内容はという趣旨であった。それは、取手市よりも公職者に厳しい「政治倫理条例」と館長の司書資格と経験を必要条件とする「図書館設置条例」をどうしても残したいと思ったからである。質問中に倉持議員が側で、「編入だから取手の条例になるんだよ。新市になってから条例をつくるのではないから。」と言うような意味のことを私に言ったので、「そうか、やっぱり編入だから・・・」と思ってしまった。事務局では「事務事業のうち藤代の良いところは取り入れるし、それは藤代の条例を使うのだから」と言うようなことを繰り返した。しかし、納得できなかった。参加している取手市の議員の中には「今ごろ何を言っているんだ」と言うような目で私を見ている人もいた。何となく圧力をかけられているような感じがした。私は不満をもったままだったが、その場ではそれ以上の質問が出来なかった。
- 事務事業のすりあわせというものでなくても、明らかに藤代の方が良いと思われる条例は藤代のを使うことができないだろうか
終了後合併協議会事務局長が私に「小泉議員は理解していないでしょう。」と言ってきた。「理解していないんじゃなくて納得していない」と私が言った。
「藤代の事務事業の良いところを取って条例を作るなら、具体的な事業と直接関わらない内容でも藤代の条例を取れるのではないか、このことは何時言えばいいのか。」と質問すると、事務局長は「それは次回の審議のなかでいってください。」と答えた。側にいた沼尻議員が「こういう条例を残さなければ合併に賛成できないと条件をつければ良いんだよ。」と言っていた。
今日は私の発言の仕方もまずかったと思う。もっと良く考えて、人を説得できるような話し方を身につけなければならないと反省している。次回は理解してもらえるよう、よく準備して臨みたい。