活動日誌


2003年 10月






2003/10/22(水) 財政健全化プラン策定委員会傍聴 
 長い間休眠状態だった財政健全化プラン策定委員会が再開されたので傍聴に行った。出来るだけ参加するはずの町長は、どんな用事が入っていたのか知らないが、最初の挨拶だけで退席した。
 今日の議題は、「平成16年度予算編成方針について」と「財政健全化項目について」の二つである。

 16年度予算編成方針としては、財政健全化プラン策定委員会で決定した4項目(全ての歳出の見直し、財源の安定確保、予算の重点とメリハリある運用、予算・コスト意識の徹底と住民理解)を柱に、平成15年度予算に対して5%削減の方針が提案された。
 この5%について、委員から「5%とした根拠」が問われたが、結局明確な答弁はなかった。私は、「根拠は無いが、5%程度は削減しなければ予算が組めない」と言うことではないかと思った。委員の中には「5%削減では財政健全化は出来ない」という意見を述べる人も居た。特に「固定費である人件費の削減にこそ取り組むべきだ」と言う意見も出されたが、地方公務員法により、リストラは出来ないし、人事院勧告に従った給料を支払わねばならないので、大きな削減は出来ないとのことだった。ただ、課長補佐と一般職員にも給与カットを交渉するそうだ。人事院勧告による給与改定と、課長補佐2%、一般職員1%のカット、それに退職者を補充しないことによる人件費の削減をあわせると、約12500万円の削減になるという。

 最終的にはこの予算編成方針は委員会で承認された。予算編成に当たっては、事務事業を点検し、できるだけ歳出を抑えるようにする、補正予算を当てにした予算編成は認めないという方針だ。

 「予算編成のヒアリングを傍聴させてほしい」という要望が委員から出されたが、助役が「それは勘弁してほしい」と言っていた。「委員に公開するということは議員や町民にも公開しなければならないからだ」とも言った。町民こそ町の主人公ではないか。行政はその付託に応えて仕事をしているだけだ。それなのに、その行政の中身を町の主人公に公開できないというのは・・・?

 そういえば、「意思形成過程の資料だから」と、委員には渡されたが私たち傍聴者には配布されない資料があった。意思形成過程の開示が重要であるというのが今の新しい地方自治の流れだと思うのだが。



2003/10/19(日) 第54回茨城県消防ポンプ操法競技大会北相馬地区大会 



町長から激励を
受ける選手たち


消防自動車の部
放 水


小型ポンプの部
優 勝


優勝旗を受ける
選手たち

 守谷市のアサヒビール貯ビン場跡地で、上記の大会が開かれた。大会は消防自動車の部と小型ポンプの部に分かれており、取手市、守谷市、藤代町、利根町の消防団から、各市町の大会で1位になった分団が参加している。整列から放水、終了までの態度や技術、かかった時間などが評価される。それぞれが代表であるだけに、私の目からみたらどこもかなりの腕前で、大きな差は無いように見えた。
 結局藤代町は小型ポンプの部で優勝、自動車の部で準優勝と、良い成績を収めた。各自の仕事から帰ってから毎日のように訓練してこの日を迎えたのだ。こうして訓練することによって、いざというときに出動できるのだろう。大変な仕事だと思う。我が家にも消防団に入っても良いような年齢の息子が二人いるが、二人とも入っていない。住民の安全を守るため、このような訓練をして、ボランティア精神で頑張ってくださる消防団の方たちには感謝している。


2003/10/17(金) 「臨時議会」と「合併協議会」 
 今日は午前中が臨時議会、午後は合併協議会で結構疲れてしまった。一日に二つの会議、しかも問題ありときては、なかなか厳しいものがあった。

臨時議会
 議題は補正予算だが、その中身は衆議院議員選挙の委託金と住民訴訟の弁護士費用についてだった。衆院選の方は何も問題はなかったが、住民訴訟については休憩をして担当課長から説明を聞いた。この場合、議長は休憩にしたが、後日議事録を読んでも意味が分からなくなるので、休憩にせずにきちんと記録を残すべきだと思った。

 住民訴訟というのは二つあって、ひとつは、住民監査請求を棄却されたことについて、棄却の取り消しを求めるもの、この訴訟の被告人は藤代町監査役である。もうひとつは、「藤代駅南口土地区画整理事業」の入札に関して、談合により町に損害を与えたと言うもので、被告は藤代町長である。一つ目の住民監査請求も同じく駅南口の区画整理についてのものであった。
 藤代駅南口土地区画整理事業の町単独費の工事は保留地引取りを条件にした一括発注である。それによって、すべての工事は大林組が落札している。落札率も98〜99%ぐらいと極めて高い。それが問題視されたのである。これは私たち二期目の議員が初当選する少し前に、全員一致で議決して実行してきたことである。そうしなければ保留地が売れず、工事が進められなかったと聞かされている。それにしても落札率の高さは問題になっても仕方のないほどのものだ。私たち二期目の議員が当選したとき、「この問題はこうするより他なかったのだから、この件に関しては認めてほしい」と何人かの先輩議員に言われた。それで、私たちもずっとこの議案に賛成してきたが、ここで再点検してみることも必要かもしれない。

 この訴訟に関して、町の顧問弁護士が訴訟を担当してくれないという報告があった。これでは顧問弁護士の役に立たないではないかということで、解任すべきだとの意見も出た。年間63万円の顧問料を支払っているのだから、顧問として責任を果たしてもらわなくてはならない。監査委員と弁護士との意見の相違があったので、この訴訟は受けられないと断られたそうだ。弁護士は住民監査請求を棄却せずに、監査をするよう意見を述べたと言う。だとすると、たとえ顧問でも自分の納得できない裁判には弁護人を務められないと言うのも一理あるとも言えそうだ。だが、顧問弁護士なら、たとえ納得できなくても町の弁護をすべきだという意見もある。なかなか難しい問題である。

 結局弁護士費用を含め、補正予算は、全員賛成で可決された。


 この臨時議会のなかで、もうひとつ大きな問題があった。それは共産党からの呼びかけで、高須幼稚園に関する「広報ふじしろ」の記事の訂正を求める決議をしようと準備してきたことである。記事によると、あたかも高須幼稚園の廃園が決定したかのごとく書かれている。条例によって設置する幼稚園なのだから、条例が改正されていない以上この記事は問題であるとの見解からだ。私ははじめからこの問題については悩んでいた。教育委員会の権限と、議会で定める条例との関係についてである。「地方教育行政の組織および運営に関する法律」には、教育委員会の権限として、学校の設置や廃止を掲げてある。ところが、地方自治法によると、公の施設は条例によって設置することになっている。条例を決めるのは議会であるから、学校の設置(廃止)は、最終的には議会の決定によるという意見を言う人も居るが、それなら、前述の法律に言う教育委員会の権限はどうなるのか、この件に関して今も疑問に思っている。
 結局決議はせずに、教育委員会と話し合い、今後このような議会を軽視したやり方をしないよう申し入れた。


合併協議会
 今日の協議会では、前回提案のあった条令・規則の取り扱いについて審議した。私は、「対等合併・編入方式」なのだから、条例も対等に検討すべきだという立場から、特に「図書館設置条例」と「図書館協議会設置条例」、「政治倫理条例」について、藤代の条例のほうが優れているので、それを残すべきだと主張した。より良い条例を持つことは、取手市民にとっても合併のメリットではないかと主張したのだが、誰も援護してくれる人は居なかった。「図書館設置条例」の「館長の司書資格」については、協議会会長である取手市長が「司書資格の廃止はより広い立場から人材を登用するためだ」と言って、反対した。結局誰も賛成してくれる人が無かったので、議案は原案通り、「原則取手市の条例」ということで可決された。
 図書館建設準備委員会から10年も要求してきて、昨年やっと出来た先進的な条例がこれで無くなってしまうのかと思うと残念でならない。「政治倫理条例」も藤代の条例のほうが我々に厳しいものだ。首長や議員に厳しい条例は、住民にとってはより良い条例のはずだが、これも取手市の条例になることによって、甘いものになってしまう。多数決が必ずしも良いとは限らないのだが。



2003/10/16(木) 近隣議員勉強会 
 角田取手市議会議員の企画で、近隣議員の勉強会があった。場所は取手市役所議会棟。参加者はあまり多くなかった。テーマは取手市の行革と新市長提案の「100人委員会」についてだった。市役所の企画担当課長から1時間ほど説明を受け、そのあと質疑応答。市民参加の方向として100人委員会は各地で行われているが、取手ではどのような法整備のもとに行われるのかとの質問があり、当分は条例制定はしないでいくとの回答があった。100人委員会の性格を早い段階で決めてしまいたくないという考えのようだった。100人委員会と従来からの各種審議会・協議会との関連など、まだ整理されていないような感じを受けた。



2003/10/11(土) 第17回議会報告会 
 二期目になって初めての議会報告会を六郷公民館で行った。私のミスで最初HPに午後2時からと記載しておいて、かわら版には午前10時からと書いてしまったので、皆様にご迷惑をかけてしまった。まず、そのことをお詫びして報告を始める。参加者はいつもより少なく、十三名だった。せっかくつくば市から宮本議員に来ていただいたのに、参加者が少なくて申し訳ない気がした。それでも初めて参加してくださった方もあり、その点はうれしかったのだが。
 私の報告に対して、財政健全化プランの詰めが甘いことが指摘された。これこそ藤代町の最大の課題なのだから、議会としてもっと積極的にこの問題を取り上げてほしいとの要望であった。総務常任委員会として、参考人を招致して、来年度どこまで実行できるのかを詰めるとか、やり方は色々あるのではないかと宮本議員からもアドバイスがあった。副委員長なのだから、委員長と相談して何らかの手を打つことが出来るのかもしれない。
 図書館の運営に関しては、かなり評判が良かった。返却ポイントを増やすような提案を私がしたことについては、反対の意見が出された。返却のために図書館に行くから、また借りる、それを返しに行く、また借りるという循環があるので、返却ポイントはあまり増やさないほうが利用者は増えるのではないかと言うのである。それもひとつの考えであると思った。

 宮本さんの合併の話は、男の方たちに喜ばれたようだ。地域審議会は絶対必要だと言っておられた。様々な点で、「合併後協議する」というものがあるが、合併してしまうと吸収したほうにあわせてしまうことも多いとのこと。そのあたり、藤代と取手にも当てはまると思った。細かい点について、まだまだ聞きたいことがあったが、時間が短かった。参加者も同じ思いの人が多かったのではないだろうか。また、機会を作れたらと思っている。




2003/10/4(土) 北浦川改修の説明会 
 午前10時から谷中集会所において北浦川改修についての説明会が行われた。主催は龍ヶ崎土木事務所で町の職員も参加していた。住民からの要望で、半年に一回ずつ行われているものだ。前回の説明会以後の進展について担当者からの話があった。今年度は土地開発公社と合わせて15,000万円の予算がついたので、現地調査と一部の買収に入ると言う。協力しようとしている人たちは「やっと・・・」との思いであったようだ。何年も同じ状態で待たされて、家が傷むのに改修は出来ないし、どこまで買収されるのかわからなくて計画が立てられないしで困っていたのだ。参加者の多くは「これで少しは進むだろう」という安心感をもたれたように思った。

 だが、今までが今までなので、「今年は予算がついたが来年はどうなるのか」との不安の声もあった。県の職員からは「事業が始まれば加速がつくのが通例だ」というような説明もあったが、半信半疑という感じの人がいたのも事実である。

 河川の設計も依然とは少し変わってきている。その中でいくつか疑問も出されていた。
  1. 陸前浜街道にかかる相橋が大分高くなると言うことだが、見通しが悪くなって危険性が高まるのではないか。
  2. 堤防が60センチかさ上げされると、庭とのすりつけはどうなるのか。
  3. 堤防にはライフラインが入れられないが、堤防に面した家のライフラインはどうなるのか。
  4. 東観から谷中を通って県道に通じる町道の橋はどうなるのか。
    堤防のかさ上げによって、急な斜面になるのではないか。
  5. 右岸の堤防には道路はできないのか。
などである。1については、6%の勾配なので、問題になるほどではないとの回答だった。2については、法面を長く取ってあるので、さほど問題にならないが、個別に検討するとのことだ。3については明確な回答がない。これは大きな問題だろう。現在住宅が建っていないところでも将来宅地化されることは十分考えられるわけであるから、ライフラインについては十分検討されなければなるまい。4もまだ結論が出ていないらしい。町の財政が厳しいことも影響しているようだった。5については、現在の堤防よりも幅を広くしてあるので、将来町道用地にはなりうるとの回答だった。

 今日は残地の問題は出なかった。参加者のほうからも質問がなかったので、次回に持ち越されるのだろう。また半年後には説明会をするということで終了した。終了後何人かの地権者の方と話をしたが、「今回の所長になってから県の対応がかなり違ってきた」という思いの方が多かったようだ。これからもまだまだ色々な問題が出てくると思うが、私にできることは協力していきたい。



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