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2004年 5月
2004/5/29(土) 合併協議会
先週に続いて合併協議会が開かれた。今回の審議内容は保育料と藤代町議会議員の身分についてである。
まず、保育料についてであるが、保育料は当面一市二制度で行くことになった。藤代町の保育料については、急激な値上げを回避するため平成17年度から19年度の三ヵ年で調整する。現行は国基準の40%から45%ぐらいであるが、それを65%程度に値上げする。取手市は現行国基準の80%を65%に下げるというものである。最終的には新市の保育料は国基準の65%になる。ただ、事務局提案では、所得税額の区分が14,000円から30,000円の世帯の値上げ幅が大きくなりすぎるので、倉持議員が暫定的にここにもう一段階区分けすべきではないかとの意見を出した。赤羽議員と私がそれに賛成の意見を述べ、結果として事務局の試算に付帯意見を付けることになる。
私たち藤代町議会議員の身分については、取手の斉藤議員から「合併後の新市建設に藤代の意見を反映させるため在任特例を使うのが良い、また、合併後の新市の議員定数は28とする」という意見が出された。取手の高木議員から、合併したら解散して選挙すべきであるという意見が出されたが、それに賛成する議員は殆ど無く、結果的には斉藤氏の提案が賛成多数で可決された。
斉藤氏の意見について決を採った時私が挙手しなかったら、事務局から「挙手しないでよいのですか?」と質問された。私は「ちゃんと手を下げています。」と答えたが、この事務局の質問は失礼も甚だしい。まるで私が意味も分からずに挙手しなかったかのようではないか。私は前回の協議会でも、それ以前の藤代町の全員協議会でも、「在任特例ではなく定数特例を使うべき」との意見を述べている。従って斉藤氏の提案には賛成できない。よって挙手をしなかったのである。間違えて、あるいは聞き漏らしでもして挙手をしなかったかのごとき誤解を与えるような質問をした事務局は反省すべきである。このことについては事務局宛に抗議のメールを送るつもりだ。私だけのことではなく、どの委員についても同じであるが、今後十分に気をつけてもらいたい。
最後に「新市まちづくり計画」についての説明があった。これは財政計画を抜いたもので、これだけではよく判らない。私が問題だと思ったのは、人口の推計である。人口推計によって財政計画も大きく変わってくるが、10年後の人口を現在より4000人増えると想定しているのは過大ではないだろうか。現在毎年減少しつつある両市町の人口が、合併したからと言ってそう簡単に増加に転じるとは思えないのだが。
新市の事業の中に学校の耐震改修が入っているのは心強い。合併後の10年で全ての学校の耐震化を進めると言うのだ。私がかねてから要求していたことがこれでやっと実現しそうだ。ただし財政的に本当に可能なのかどうか、そのあたりの検証が必要だろう。
2004/5/23(日) 政策フォーラム茨城のシンポジウム
水戸で開催された「政策フォーラム茨城」のシンポジウムに参加した。朝比奈議員が副代表をしている政策研究グループのシンポジウムだ。藤代からは私のほかに遠山議員も参加した。
目玉は何といっても志木市の穂坂市長の講演だ。時間の経つのが早く思われるくらい興味深い講演だった。議員暦30年の現市長だけあって話がうまい。しかも内容は先進的で衝撃的なものだった。自治体職員を9割減らすこころみと言うことにはさすがに驚いた。厳密に調べてみると、守秘義務などの関係から本当に公務員がしなければならないことは、自治体の事務の1割程度だと言う。そのほかは市民との協働が可能だとのことだ。自分の在任中に実現することは到底出来ないが、そのような道筋をつけるということを言われた。精査してみると本当にそんなものなのだろうか。
国の規制を取り払わせるために力を注いでおられることは知っていたが、ずいぶん大変だろうと思う。そうして最近は参考人として国からお呼びがかかるようにもなったとのことだ。実績がそうさせるのだ。地方自治体は国に対してどんどん発言していくべきだということを実践しておられる。
「市民委員会」という形で様々な問題に市民の意見を反映するシステムを作られた。その中で市民の目から見た予算の作成もするという。公募された市民からの意見を市政に反映させる力強いシステムだと思う。自分の考えが市民の意見とずれていないか心配だからこのようなシステムを取り入れているとのこと。常に市民を意識し、市民こそ市のオーナーという考えを貫いておられることが素晴らしい。
そうした観点から、合併問題は当然住民投票をすべきだとの意見を述べられた。住民投票条例廃止に賛成した朝比奈議員はどのような気持ちでこの穂坂市長の発言をきかれたことだろう。
参加者から「市民委員会でそこまでやるなら議会の任務は?」との質問があった。市長は「議会には法的な権能がある。それを十分に発揮すべきだろう。議会も情報をどんどん公開して、市民からの意見を取り入れ、真に市民の意見を反映するものになっていくべきではないか」と言うような話をされていた。
2004/5/21(金) 合併協議会
今日は藤代で協議会が開かれた。議題は「保育料」と「合併によって失職する藤代町議会議員の身分」。
保育料については事務局から提案があった。現在の保育料は藤代と取手で大きな隔たりがある。藤代の方がずっと安いのだ。藤代は国の基準の44%程度、取手は80%程度となっている。この保育料は合併協議の中でも大きな問題の一つである。事務局の提案は、双方の保育料総額を変えないで、各段階に振り分けると言うものである。それによって、三歳未満児の最高額保育料が国基準の65%になるように調整する。つまり取手市民にとっては値下げ、藤代町民にとっては値上げということになる。藤代町民の値上げ幅はかなり大きいので、平成17年からの3年間で調整すると言う内容であった。採決は次回であるが、私はこれは仕方の無いことだと思う。少子化に備えて自治体の重点施策として保育料を安く抑えると言うのなら話は別だが、藤代の場合そうは思えないからだ。安ければ良いと言うものではなく、財政を無視した現在の保育料は問題であると思っている。
議員の身分については、市民の委員から「在任特例を使うべき」という意見が出た。また、長東議長が、「藤代の全員協議会でも在任特例という意見が大勢を占めた」ということを報告した。取手の高木委員からは再選挙をすべきという意見が出されたが、大方は在任特例という方向だった。取手の貫井委員が、沼尻委員と私の意見を聞きたいということだったので、私は町の全協で述べたとおり、定数特例を使うのが良いのではないかという意見を述べた。
報酬については、倉持委員が「藤代も取手も現在のままで、一国二制度で良い」という意見を述べたが、長東議長から、「藤代町議会では同一待遇という意見が多く、額については第三者機関にゆだねたいということだった」という報告があった。その結果、額については合併協議会内に設ける第三者機関に委ねることになった。私の意見は「定数特例を使って選挙をしたうえで取手と同額の報酬」というものである。同一の仕事をするのに報酬が異なるのもおかしなものだから。しかし、在任特例を使うということなら、第三者機関に委ねるのも致し方ないと思っている。在任特例を使った上、現在の取手市議会議員の報酬と同額にするのは、お手盛りとの批判を免れまい。保育料などを値上げしておいて、自分達の任期は延ばし、報酬もアップするというのではあまりにも虫が良すぎる。第三者機関に諮問することにはなったが、第三者機関を誰が任命し、どのように作るかも問題である。
市民の委員から、「新市の議員定数を決めるべきではないか」という意見も出されたので、その件も含めて結論は次回に持ち越された。
協議会終了後おかしな話を聞いた。真偽のほどは定かでないが、両市町の議員同士で懇親会をしたというのだ。もし、懇親会が本当に行われたとしたら、おかしなことだ。懇親会の目的は、「忌憚の無い意見を述べ合うため」だそうだが、藤代町では沼尻議員、倉持議員、それに私には声がかからなかった。多分取手の高木議員も同じだろう。中には「全員でなければ意味が無い」と言った議員もいたと聞くが、「忌憚の無い意見」なら協議会でこそ述べ合うべきではないのか。協議会では殆ど意見を言わず、「懇親会で」というのは邪道と言うものだ。また、お酒の入った席で気楽に話すことでお互いに親睦を深めようというなら、なおのこと全員に声をかけるべきであろう。飲み会に行きたいわけではないが、またまた仲間はずれかと、企画した人の度量の狭さにあきれてしまった。この話が本当でなければよいのだが。
2004/5/19(水) 駐輪状況調査
三月議会の一般質問で取り上げた駅南口の駐輪場について、その後の状況を調査してみた。昨日一回目の調査をし、今日二回目をやってみた。議会答弁にもあったように、駐輪スペースを白線で区切ることは出来ていたが、その白線内に駐輪しているかと言うとそうではなかった。
昨日は午後2時半過ぎに行ってみたのだが、その時の状況は「白線はあって無きが如し」であった。駅に近いところでは通路は殆ど自転車に占領されていて(通路の駐輪台数は126台)、人間ひとり通るのさえやっとの状況だ。自転車を取り出して、押しながら通るなどとてもできる状況ではなかった。これでは、帰宅するときに取り出すのが本当に大変だろう。階段付近の路上駐輪は60台を超える。駅付近の駐輪場の状況を見て、遠くへ行こうとせずにさっさと路上に止めて階段を上っていく人を見かけたが、それも致し方ないと思えるような状態だ。佐貫寄りの踏み切り近くに行けば空きはあったが、六郷方面や桜が丘方面の人に、あそこまで止めに行けというのは酷のような気がする。やはり、駅前改修以前のように、取手寄りに駐輪場が必要なのだ。昨日の駐輪台数は1107台、町では「駐車スペースは1000台、駐輪しているのは800台だからスペースは十分である」と答弁していたが、どのような調査に基づいての答弁だったのか疑問である。
今日は午前中行ってみたのだが、一見して昨日よりすいていることが分かった。駐輪台数は973台。それでも町の答弁より200台ちかく多いのだ。午後に行ったらもう少し台数が増えていたのかもしれない。これから何回か調査を続けるつもりだが、結局スペース不足が混乱を起こしていると言ってよいのではないか。
2004/5/13(木)町の女性職員の管理職登用状況
今年度の役場職員の人事異動を見ると、女性の登用が進んでいないことがわかる。その点について、いま調査中である。近隣自治体についても調査をしているが、近隣でも女性の登用はまだまだ少ないのが現状だ。県の教育委員会では、女性の校長・教頭がたくさん任命されているが、自治体職員ではそれがまだ遅れているように思う。男女共同参画社会の実現を口にする割には、自治体内部での共同参画が進んでいないのが現状である。