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2004年 9月
2004/9/24(金) 合併協議会
取手市福祉交流センターで第22回の合併協議会が開かれた。新市まちづくり計画をもとに行った住民説明会と、各市町で取ったアンケート結果の説明のための協議会である。事務局からの説明の後、質疑があったのだが、取手市共産党の高木委員から説明会・アンケート結果そのものについての質疑でなく、合併の是非、財政計画の問題点などについての質疑が続いた。これらは既に協議会で決定済みのことなのだ。高木委員は今日述べたことをその時の協議会でも主張していたが、多数決で退けられてしまったのである。従って、たとえ自分が納得する内容でなくても、一度決定したことを今更蒸し返すのはおかしいと思う。私も、甘い人口推計などの問題点を指摘したし、新市計画の中身に全面的に賛成というわけではないが、既に多数決できまったことは認めねばならないと思っている。そういう意味で、今回の協議会のあと、県との協議に入ることに賛成した。取手市公明党の貫井議員は27日に取手市議会の全員協議会で説明した後に県との協議に入るべきとの意見だった。全協のあと県との協議にはいることに問題はないが、「現在の段階で県と協議するのはおかしい」とは言えまい。協議事項は合併協議会で決定したのだから、住民説明会で大多数の反対にあったのでもなければ、その決定事項で県との協議にはいるのは当然だろう。
2004/9/21(火) 消防団操法激励会
10月3日に、藤代町誕生50周年記念消防操法大会がある。消防団の方々はこの大会に向けて、7月から練習を続けている。7月ごろは週に1回程度だったのが、大会の近づいたこの頃では、団によっては週に3,4回も練習をしているという。今日はその激励会ということで、総務委員長として出席した。
操法大会のための練習は、普通の勤務を終えてから夜に行われるので、かなり大変だと思う。去年は茨城県大会で準優勝という好成績を残したので、今年もと団員一同張り切っていると言う話である。こうして夜の練習などをしているから、いざと言うときに出動できるのだが、このような練習のことなどなかなか一般の住民に伝わっていないようだ。この人たちが守ってくれるから私達は安心して暮らせるのだと言うことを、もう少し多くの町民の方々に認識してもらいたいと思う。
2004/9/20(月) 岩崎学級
久しぶりに岩崎学級に参加する。この前2回ほど休んでしまったので、ほぼ半年ぶりの参加だ。今日は3時から6字までガッチリ勉強をして、6時半から飲み会となる。11月に合併して新設予定の伊賀市の自治基本条例案について、その策定過程などを岩崎先生から伺う。あれが本当に施行されたら、行政側は大変だろう。意思形成過程での情報公開は、市民参画にとってはきわめて大切なことだが、今まで自分達の特権としてきた人たちにとっては、相当抵抗があるのではないか。伊賀市では、住民投票ができるという規定はあるが、常設の住民投票条例は作らないという。このあたりについて、もうすこしその理由などを聞いておけばよかったと今思っている。自治の制度として「住民自治協議会」を設置するとあるが、それと自治会などとの違いをどう市民に理解してもらうかは難しい問題では無いだろうか。この条例案は「伊賀地区市町村合併協議会」のHPで公開されているので、興味のある方はご覧になっていただきたい。
岩崎先生のお話の後、我孫子の生涯学習センター長が講話をしてくださる。開かれた学校などの問題で、参考になる部分がたくさんあった。
終了後、アビスタの近くの中華料理店で一杯となる。中央学院大学の卒業生もみえてにぎやかだった。4年生の時の岩崎ゼミで「図書館問題」を扱った学生さんも来ていて、久しぶりに話をした。
次回はこの条例のその後の経過について、岩崎先生からの講義が予定されている。
2004/9/16(木) 議会最終日
今日で9月議会が終了した。各委員長の報告の後、質疑・討論・採決という順に行われた。一般会計・国民健康保険・老人健康保険・介護保険・介護サービスの各決算認定は賛成多数による認定、、他の議案は全員賛成で可決された。請願・陳情については、『教育の充実を求める請願』と「合併後の藤代町議場を音楽小ホールに」という請願は全員賛成で採択、『教育基本法「改正」ではなく、教育基本法に基づく施策を進めることを求める意見書を政府等に提出することを求める陳情』は賛成多数で採択となった。
私はこの教育基本法についての陳情に賛成の討論をした。陳情が採択されたため、総理大臣と文部科学大臣宛に意見書を送付することになる。この陳情と意見書案は県内の各自治体に出されていると思うのだが、どのくらい採択されるのだろう。全国からこうした意見書が上がることを期待している。
本会議の休憩時間中に議会運営委員会が開かれ、なにやらもめたようである。どうも発言取り消しを巡って、倉持議員と民主クラブの議員が対立したようだ。こうした時、傍聴者への説明(議運が開かれているなどの説明)がもっと早く行われるべきである。そうでなければ、傍聴者はどこで何が行われているのか、いつ再開されるのか皆目見当が付かない。傍聴者への説明も住民サービスの一環であるから、丁寧になされるべきであろう。
2004/09/14(火) 一般会計決算審査特別委員会
昨日と今日の二日間平成15年度の一般会計決算審査特別委員会が開かれた。相変わらずの町税滞納問題が、多くの委員によって取り上げられた。町税の累積滞納額は3億5500万円にも上るのだ。滞納額の内容を精査してみると、現年課税分は98%ぐらいの収納率となっているが、過年度課税分は16%程度の収納しか出来ていない。つまり一度滞納してしまうと、その後ではなかなか支払えないと言うことになる。今後滞納を増やさないためには、現年度課税分の徴収が重要になってくる。町長は税務課以外の職員も滞納整理に当たっていると言っていたが、それでもなかなか100%の収納とはいかないようだ。
私はここで「予算現額」の決め方に問題は無いかということを指摘した。平成14年度の町税の予算現額は、調定額に対して90.75%であったが、15年度は88.1%となっている。もし15年度も前年度と同じに調定額の90.75%に設定すると、この年の予算現額は約37億9000万円となる。ところが88.1%の設定では約36億8000万円となり、約1億1000万円ほど少ない金額となるのである。予算現額が少なければ、それだけ徴収目標が達成しやすくなる。税務課の職員や納税徴収員も予算現額を達成すれば安心してしまうのではないかという心配があるのだ。町の答弁は、たしかに安心してしまうことはあるとのことだった。そういう意味からも予算現額の決め方はもう少し慎重であるべきだと思った。理想は調定額が全て徴収できることなのだから。
用語解説
- 町税=個人町民税・法人町民税・固定資産税・軽自動車税・町たばこ税・特別土地保有税・都市計画税
- 現年課税分=その年度に課税された税額
- 過年度課税分=その年度以前の年度に課税された税額
- 調定=地方公共団体の長がその歳入の内容を調査して収入金額を決定する行為。
調定額=調定によって決定された金額
- 予算現額=調停した税額のうち、その年度に執行可能と想定した金額
歳出についてはいろいろ出されたが、これといって大きな問題となることは出なかった。私が問題にしたことのいくつかを挙げておこう。まず一つは、下水道組合への負担金が5億8000万円もありながら、事業費に当てられるのは約5200万円しかないと言う問題である。長年の構造上の問題で、5億8000万円のうち、約4億8700万円が起債償還金(借金の返済)に当てられているのだ。下水道開始当時の設備資金などの起債を現在でも返済しているからである。残りの約9300万円のうち、事業費が5200万円、経常経費が3900万円、維持管理経費が140万円という具合になっている。この膨大な起債償還金については利率の低いものへの借り換えが進んでいるのかどうか質したところ、借り換えは出来る限り行っているとの事であった。問題は多いと思うが、現状ではどうしようもないようだ。
各種補助金・負担金・分担金等はここ数年で大分見直しが進んではいるが、まだ見直せるものがあるように思われる。この点については何人かが指摘をした。
電子計算機関係の経費がかさんでいる。この点だけでの合計をしていないので正確ではないが、町全体では1億数千万円程度はかかっているだろう。これがほぼ独占状態で茨城計算センターというところに支払われている。機器の借上げ料、点検委託料、電算処理委託料などである。電子化は時の流れではあるが、経費節減には繋がらないようだ。
小学校の保健室へのエアコン設置について、どのようにして設置の順番を決定しているか質問したところ、建物の状態によるらしかった。現在エアコンが入っているのは、桜が丘小、久賀小、藤代小(平成15年度設置)、藤代中(平成15年度設置)である。小学校においては、桜が丘小は建設当初から付けられていた、久賀小は数年前の大規模改修に合わせて設置したと言うことである。平成15年度に藤代小にしたのは、他の小学校は電気の容量が足りなかったためだそうだ。子供達の中にどうしてもエアコンを必要とする児童がいるかどうか、子ども側の条件も考慮してほしいと要望する。検討するとの答弁を得た。実は、六郷小に病弱な児童がいて、その子は残暑の厳しいときは早退しているということを聞いていたから、この質問をしたのである。「せめて保健室にエアコンがあれば、そこで自習でもさせてもらえるのだけれど」と母親が言っていたのだ。こうした児童の存在も考慮する必要があるだろう。
庁用車管理の中で、庁用車が不足しているときの私有車使用についても質問した。学校用務員は各学校に公用車が無いため、私有車を使用しているそうである。そのほかにも、庁用車が出払っているため、私有車を使用することがあるという。その時、任意保険などをきちんと確認しているかを質した。保険の確認はしているとのことだが、学校にも公用車が必要である。何でも削減すればよいというものではない。必要なところへは財源を確保していかなければならない。
そのほかにもいくつか質問はしたが、ここでは割愛する。
審査の結果は賛成多数(賛成6人・反対1人)で、決算は認定された。
2004/09/10(金) 総務常任委員会
今日は各常任委員会が開かれた。私にとっては総務常任委員長としてのデビューである。委員長席に座るのはなんだか気恥ずかしくしっくり来なかった。今回は付託議案が2件しかなく、しかも反対意見も無いものだったので、いくつかの質疑はあったが簡単に済んでしまった。
付託議案外の審議では、倉持議員が内水害について質問をした。先日の一般質問では河川の氾濫についての質問が多かったが、内水害については倉持議員が関連質問しただけだったので、それを少し深める内容だった。小貝川の上流で大雨が降った場合は藤代が増水するまでに時間的な余裕があるが、この近辺で一時間当たり数十ミリというような大雨が降った場合、町内いたるところで内水害が起こるということを十分周知する必要がある、そしてその対策を練っておかねばならないと言うものだった。消防長もシミュレーションの必要性を答弁していたが、現実にはまだ対策を講じていないようだった。今年はあちこちで記録的な豪雨に見舞われている。藤代でもいつそのような事態が起こらないとも限らないのだから早急に対応策を練っておく必要がある。
次に若林議員は合併における周辺対策の必要性を述べられた。市街地中心のプランばかりでなく、合併によって周辺部となる地区をどのように活性化させるかを問うたのだが、担当部署でもほとんど対応は考えていないと見えた。住民の意見を参考にしてなどと答弁していたが、執行部としてのリーダーシップが問われているのだ。住民の意見を取り入れるのは大いに結構だが、執行部としてまずどうして行きたいのか、どのような対応策があるのかなどを研究し、政策としていくことが必要だろう。
最後に朝比奈議員から、職員の退職金についての質問があった。退職金に充当するための負担金が年々増加していくことに対する危機感からの質問だ。負担率は、現在、給料の130%だが、将来的には200%を超えるだろうとの見通しが総務課長から述べられた。藤代では消防署が出来たときと、保育所が出来たときに採用になった職員が多く、その人たちが現在50代を迎えている。その人たちが定年を迎えるときが退職金の一番多いときだ。それまでに退職時の昇給を少なくするなどの対策が取れないかという質問だったが、はっきりした答えは得られなかった。
初めての委員長だったので、職員の名前を間違えずに言うことに神経を使った。質問内容を聞いて考えていると、うっかりして職員の名前を間違えそうになる。普段からよく接触している職員なら分かるのだが、殆ど接触したことのない人もいるので気を使う。
2004/09/08(水) 一般質問
今日から一般質問が始まった。倉持、朝比奈、滝澤、川田議員の順に質問し、最後に私の番となった。倉持議員の補助金の質問の中で、憲法89条の解釈は町の考えが間違っていると思う。ハーモニィセンターが「公の支配に属しない慈善、教育若しくは博愛の事業」に当たるのではないかという倉持議員の質問に対して、町は補助金審議会にかけて補助金を決めているから「公の支配に属している」との解釈のようだが、それだけでは「公の支配に属している」とは言えまい。担当部署から職員を出しているとか、会計を町で行っているとか、運営に町が参画しているなどが無ければ、「公の支配に属しない」となるのではないだろうか。このあたりのきちんとした法的な解釈を顧問弁護士からでも聞いておくべきでは無いだろうか。
註:憲法89条「公金その他の公の財産は、宗教上の組織もしくは団体の使用、便益若しくは維持のため、又は公の支配に属しない慈善、教育若しくは博愛の事業に対し、これを支出し、又はその利用に供してはならない。」
私の一般質問の要旨はほぼ以下のようなものである。
町の答弁には、積極的なものは殆ど無かった。水害の広報は防災無線・広報車・消防自動車で行うとのことだが、これで本当に聞こえるのか疑問である。どうしても室内受信機が必要だと思うのだが、それについては合併後検討ということで責任ある答弁は聞かれなかった。本当に必要性を感じるなら、合併に際して何としても要求していくというような、町長の意思の感じられる答弁があってしかるべきである。弱者支援についても担当部長の答弁は心もとないものであった。川田議員の質問ともあいまって、町当局の危機感の無さが分かってきて、かえって心配になってしまったほどである。高須小の跡地利用も合併後と言う感じだった。広く意見を求めるということについてはきちんとした答弁はなかった。きちんと答えなくても3回が終わればそれで終了となるので、藤代町議会のとっている3回登壇制は問題が多いと思っている。一問一答制にすれば、もっときちんとした答弁を引き出せると思うのだが。
- 防災について
- 小貝川増水時の広報のあり方
迅速な広報のために様々な工夫を 例えば小回りのきくマウンテンバイク隊など- 水害発生時の避難場所
小貝川堤防の利用を広く徹底すべきでは
避難経路の周知を
水害が襲ってくるまでに時間的余裕があるので、車での避難を極力控えるよう指示すべきでは- 防災弱者への支援体制
防災ボランティアを弱者の近くに
実際に避難訓練を- 防災行政無線の室内受信機を
防災無線も広報車も雨風で聞こえない場合に備えて、室内受信機を
- 高須小・桜が丘小の統合について
- 通学路の安全確保はどうなったか
特に遠い地区は、コミュニティーバスなども考慮して- スムーズな統合のために
授業参観や行事などどうなっているか- 跡地利用に広く住民の意見を
アイディアの募集や、利用希望団体の公募はできないか
2004/09/07(火) 議会開会
9月議会が始まった。議場に入ると亡くなった長東秀臣氏の席に花が飾ってあるのが目に付いた。議席札はもう無い。本当に早かったという思いが胸をよぎる。開会前に長東氏に黙祷を捧げた。
最初の議案は議長選である。無記名投票で行われた。結果は赤羽直一議員8票、沼尻守議員8票、それに小泉が1票である。長東氏が亡くなってから今日まで、私のところにも議長選に関して何回も交渉があった。勿論自分に投票してほしいというものである。だが、私は前回の議長選と同じくどの陣営にも与せず自分に投票した。色々考えた結果である。赤羽議員と沼尻議員が同数だったためくじ引きが行われ、結果として赤羽議員が議長に就任した。
赤羽議員の議長就任に伴って、総務常任委員長の辞任があり、委員会で互選の結果、私が総務常任委員長となる。まだ経験も浅く、その任に応えられるかどうか不安もあるが、互選の結果なのでお引き受けすることになった。合併を控えあと半年の委員長職だろうが、その期間は全力で任に当たりたいと思っている。
その後、各種委員などの同意案件があり、全て全員賛成で同意された。今回の主な議題は、補正予算、平成15年度決算認定などである。決算については決算審査特別委員会が結成された。その席で委員長に就任した滝澤議員から私が副委員長に指名された。これは想定外だったので、ちょっとビックリした。
全議案の上程・説明のあと、請願の上程があり、最後に意見書案が取り上げられた。倉持議員・篠山議員の提案によるもので、北朝鮮の拉致被害者の早期救済を求めるものである。これは全員賛成で可決され、総理大臣他へ送付されることとなった。