請願第2号「桜が丘小学校統合に関する請願」に対する賛成討論

 高須小学校が桜が丘小学校に統合されることになって、高須小学校の保護者の皆さんはじめ、地区の方々は様々な心配や不安を抱えていらっしゃることと思います。そうした不安を解消するためには、教育長を先頭として教育委員会が一丸となって事に当たるべきです。ところが、先日の遠山議員の一般質問に対する教育長の答弁は全く誠意の感じられないもので、高須地区の方々をどんなにがっかりさせたことでしょう。たとえば、学校が統合になるということを高須小のPTAの方々に正式に報告したのは今年の5月になってからだというではありませんか。しかも地元からの要請があって、やっと重い腰を上げたとのことです。本来なら議会の議決があったら即刻報告すべきことです。あれだけ統合に反対していた高須小の皆さんに協力をお願いするのですから、それがせめてもの心遣いというものでしょう。学年末で忙しかったなど理由になりません。高須地区の方々の最大の関心事なのですから、一日も早くお知らせし、誠意を尽くして説明して協力をお願いするのが筋というものです。
 また、川田議員の関連質問で、「その他の諸問題とは何か」ということにはまともに答えることすら出来ませんでした。それは、教育長がこの高須小の問題を真剣に捉えていないことに他なりません。教育委員会の今年度の最大の課題である統合問題です。様々な要素を考慮し、どのような問題点があるか、どう解決していくべきかを真剣に考えていたら、この川田議員の関連質問に即刻答弁できて当然なのです。それに答えられなかった教育長の態度はあまりにも無責任です。
 さて、本題に入ります。私はこの請願について、PTA会長から電話で要請されたときは「多分賛成することは出来ない」とお答えしました。また、請願文を読んだときも、「スクールバスの運行・通学」を「絶対条件」としている以上、保護者の皆様の心情は理解できても、この文言では賛成致しかねると思っていました。スクールバスについては、他の学区にも長距離の徒歩通学者がいる現状から、高須にだけバスを用意するのは問題だと思っているからです。ですが、よく説明を聞いてみると、全児童のバス通学を要求しているのではなく、遠い地区のみ、小さな車でも良いから公的な車によって、つまり、自治体の責任において送迎して欲しいという要求だと言うことが分かりましたので、それなら理解できると感じました。
 また、一般質問での教育長の答弁を聞き、その後高須小のPTA会長から様々な説明を聞いて、これは保護者の切実な思いを受け止めなければならないと強く思ったのです。「積極的に」とか「総合的に判断して」とか抽象的な発言に終始し、具体的なことは何一つ答えない、こんな無責任な答弁をする教育長のもとで、今まで様々な交渉にも誠意を持って当たってもらえなかったと訴えるPTA会長の言葉は、高須小学校の保護者全員の切実な思いを代弁していると受け取りました。従って、ここで保護者の心情を重く受け止めることが私たち議員の責任ではないかと考えたのです。よって、私は請願第2号「桜が丘小学校に関する請願」に賛成致します。